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Mar. 03. 2020

HUES Travel Journal (2.28-3.4) Day 4

みなさま、こんにちは。 HUESスタッフの山根です。   パリ滞在4日目の本日は、パリから離れ、北へ進んだビールの国ベルギー「アントワープ」へ行って参りました。   ご存知の方も多いかと思いますが、ア […]

HUES Travel Journal (2.28-3.4) Day 4

みなさま、こんにちは。

HUESスタッフの山根です。

 

パリ滞在4日目の本日は、パリから離れ、北へ進んだビールの国ベルギー「アントワープ」へ行って参りました。

 

ご存知の方も多いかと思いますが、アントワープにはファッションを専攻とする学校の御三家の一つ、アントワープ王立芸術学院があります。

有名な話では80年代後半、在学していた6人の生徒が合同で行ったファッションショーが注目を集め、それをきっかけにアントワープシックスと呼ばれる単語が誕生。

その中にはHUESでも取り扱いのあるアンドゥムルメステール、メゾンマルタンマルジェラ(厳密には後に加えられる)がそうです。

 

そのモードの転換を作った両ブランドが辿った地を直接体感するために足を運んできました。

 

まずはパリからヨーロッパの国々へ続くパリ北駅に。

ここからアントワープへは高速鉄道タリスに乗り一本、所有時間2時間ほどで到着します。

この日は時間が押すこと1時間、電車の前で足止めをくらい幸先の悪いスタート。

時間通りに運行する日本の電車の普通がいかに普通じゃないかを改めて確認し、向かいます。

 

目的地のアントワープ中央駅に降り立ち、エスカレーターを上がるとすぐに壮大なネオバロック様式の建築が迎えてくれます。

アントワープ中央駅は世界で最も美しい駅として挙がるほどの豪華な駅。

 

まるで宮殿のような佇まいは隅々まで計算され室内外を見て楽しむことができます。

 

駅を出ると負けず劣らず美しい街並み。

しかし、この日も雨。

アントワープは平均して曇った天気が多いそう。

パリよりも装飾感が強く綺麗な印象です。

 

駅から10分ほど歩くと着いたのは駅と並びアントワープの名所、「聖母大聖堂」

長さ123mの巨大なゴシック建築。

12世紀の聖堂を前身とし、1352年に建設開始し、14世紀に完成。

およそ700年前の建造物の歴史の跡、高い完成度は近づいてみればみるほど、その緻密さに驚きます。

 

ゴシックとは一貫して用いられる形態的、図像学的な特徴または定義はなく、様々な要素を組み合わせた美的感覚、空間演出を指します。

最もゴシック建築に関しては高さと細さ、円と直線、過剰とも言える装飾を特徴とします。

その必要以上とも思える「装飾」。

中世の人々にとっては事物の全てに象徴的な意味があり、故に、ゴシック教会を彩る様々な装飾は、

当時、美を神の創造と同義であると考えており、教会を装飾することを神への奉仕と捉えていました。

 

建物自体はもちろん、外の光を利用したステンドグラスや、

 

日本ではおなじみのフランダースの犬に出てくるルーベンスの絵。

それらが組み合わさった聖母大聖堂には言葉にならない感動を覚えました。

 

そして、そこからまた歩いて約10分。

この日の最終地点「ANN DEMEULEMEESTER」本店へ。

1985年にブランドを設立し、もうすぐ40年となる今尚パリコレクションにて活躍しづつけるアンドゥムルメステール。

当店でも長い付き合いとなるこのブランドの原点を知る為にも、個人的に一度は来てみたかったところ。

 

ベルギーらしい石造建築に、木の枠組みとガラスを組み込んだでかく重い扉を開け中に。

高さのある天井からは歴代の象徴的なデザインを吊るしていました。

一階がウィメンズ、二階がメンズの構成。

主にブランドカラーとも言える黒と白の二色でデザインされ、所々にアンらしい花のアクセント。

中央には細く繊細そうな柱を打ち込み、床には経年を感じるウッドを。

 

アンドゥムルメステールを紐解くとキーワードとなるモノトーン、レイヤード、ドレープ。

 

アントワープの街並み、建築を見ていると、この街に根付いた装飾性はデザインに落とし込まれ、

色調の薄い建物に映えるのは赤やゴールドという鈍く深いカラー

(ルーベンスの絵かがまさに)

ブランドのコレクションでもその色味はよく目につきます。

 

そして、曇りの多いこの土地だからこそ内部に差し込む光を生かした中央駅やステンドグラスは、

透明感のある繊細なテキスタイルの要因にもなっているのかなと。

 

そこに様々な文化が交差するベルギーという国、アントワープという街の独自のカルチャーがファッションに昇華されている印象を受けました。

 

 

ここでしか見ることのできない、感じることのできない体験で胸がいっぱいになりながらこの日は終了です。

 

 

しかし、帰りに一杯だけビールを頂いてしまいました。

ベルギーに来たからにはどうしても、、、格別でした。

 

 

5日目の明日はこの滞在の本題、ELENA DAWSONに。

 

 

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