今日もイザベラ ステファネッリからご紹介を。
シグネチャーアイテムVirginiaがアップデートされた新型モデルが登場です。
ITEM: Virginia Jacket
Fabric:50%リネン 25% コットン 25%シルク(ハンドウーブン)
SIZE: L=肩幅62cm-身幅66cm-着丈80cm-袖丈47cm
PRICE: ASK
毎シーズン、素材を変えながらリリースされているIsabella Stefanelliのウェアを象徴するアイテム「VIRGINIA」。
20世紀モダニズム文学を象徴するイギリス出身の小説家であり、評論家のヴァージニア・ウルフをコンセプトに掲げたモデルです。
新型のヴァージニアジャケットは、
丈は短めで、いつものイザベラのアイテムと比べると少しコンパクトなシルエットの一着です。
このヴァージニアジャケットも前回ご紹介したヴァージニアと同様に、
イザベラ自身で織り上げたハンドメイドの極地とも言える手機生地を使用しています。
イザベラがアメリカから取り寄せた手機織機を使い、自分のアトリエで織り上げた特別な生地です。
生地の柄や素材の組み合わせを工夫し、オリジナルのハンドウーブン生地をデザインしています。
色味や素材の異なる糸を交差させて織り上げるハンドウーブン生地は、彼女の理想とする素材を糸から作り上げたものです。
彼女にとって、初めて本格的に自分で織り上げた生地は、一切の妥協を許さず追求した、
まさにIsabella Stefanelliの真髄を表現した一点です。
先日もご紹介しましたが、今回のテーマは「UNPO' (A LITTLE)」です。
UNPO'はイタリア語で「少しの、ちょっと」という意味です。
イザベラは「小さな何かが物事を変え、小さなかけらが世界を変える」という考えを持っています。
その考えをテーマにして、UNPO'という言葉を掲げて作られたコレクションです。
イザベラはもともと生地を大切にするデザイナーであり、今まで作ってきた生地や使用したパーツの端切れを捨てずに保管しています。
その端切れをテープ状にして編み込んだり、パッチワークにしてテーマを表現しています。
自身の洋服に小さな端切れを縫い付けることで、新たな価値観を見出しています。
裏地なしのアンコン仕立てとなっており、
全ての縫製箇所がフラットウェルトシームで仕上げられています。
フラットウェルトシームとは最初にミシンで縫った後に、折りたたみながら手作業によるまつり縫いをすることです。
そうすることで、裏地のないイザベラの洋服は全てをフラットに仕上げています。
裾と袖先はセルヴィッチ(デニムで言う耳部分)を用いており無縫製の仕様になっています。
また、それ以外の裁ち切りの箇所は生地のほつれを防止するために、ほとんど目に見えないハンドスティッチで補強しています。
VIRGINIAにあえて付けていないボタンをフロントに2箇所。
インナーになることを考慮した仕様です。
続いて着用感についてです。
VIRGINIAと比べると着丈は少し短めの仕様で、ややコンパクトなシルエットです。
しかし、タイトフィットではなく、イザベラらしい丸みのあるゆったりとしたシルエットはしっかりと保たれています。
肩のドロップもちょうどいい落ち具合でVIRGINIA JACKETは幅広いスタイルにハマりそうな絶妙なバランスです。
贅沢に一続きの一枚の布で作られた身頃、
独特のパターンワークから生まれる美しいショルダー。
袖付けの位置や、着用時のボリュームの出方、
肩周りのフィット、落ち感などは他のブランドでは見られない、イザベラならではの特徴です。
ワンピースのパネルを生かした、イザベラらしさを感じる独特なオーバーサイズ感を持つパターンメイキングは、
ジャケットでもしっかりと生かされています。
VIRGINIAと同様にほぼフリーサイズに近いイメージです。
性別、体型を超えて着用できるアイテムです。
なお、HUES 3rd floorをご覧になりたい方は、ご来店時にHUES 1st floorにてお申し付けください。
※Isabella Stefanelliの商品は、ブランドの意向によりお値段の掲載が出来ません。気になるお客様は、メールかお電話にてお問い合わせください。
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