ここ最近、HUESとして参加するようになった3月、10月のレディースコレクションシーズン。
実は個人的には3月のパリは初めて。
いつもバタバタと慌ただしいスケジュールをこなすメンズコレクションの時期と違って、少しゆっくりとしたパリは新鮮です。
今回は少し時間もあるので後学の為にロンドンに足を延ばすことにしました。
いつも常宿としているパルマンティエのホテルを出発して15分ほどでパリ北駅に。
RER(地下鉄)の暗いイメージもあって、あまり良いイメージがなかった北駅ですが、
上層階は思ったよりクリーンで、パリらしい雰囲気に一安心。
話には聞いていた厳しめの出国手続きを終え、
ユーロスターに乗ってロンドンへ。
恥ずかしながら初めてのロンドン。
2時間半の列車の旅は終始トンネルのため特に感動する情景はないものの、
トンネルを抜けた時に変更されるロンドン時間はドーバー海峡を越えたんだと実感します。(時差1時間)
到着はセント・パンクラス駅。
ロンドンとフランス・パリ、ベルギー・ブリュッセルを結ぶ国際列車ユーロスターが乗り入れる国際ステーション。
ゴシック様式で建築された荘厳な雰囲気と側面から天井にかけてのフレームワークはロンドン到着を実感するには十二分でした、
今日はせっかくならと、ロンドンの地理感を掴むために全て徒歩での移動を決意。
6時間の滞在予定で目的地を2箇所に絞っての移動開始です。
HUESでの取り扱いのあるtoogoodとELENAをセレクトしていることもあり、
見てみたかったドーバーストリートマーケットを目的地に設定し、移動を開始。
観光気分で大英博物館を遠目で確認しながらロンドン気分に拍車をかけます。
微妙な時間に到着したこともあり、
次の予定を考慮して先に昼食を。
入れたら良いなと思っていたDISHOOMは長蛇の列。
諦めて、こちらのお店へ。
ロンドンの食事はあまり。。。という噂を聞いていたこともあり、
手堅くクラシックなフィッシュアンドチップスをリサーチして入店しました。
が、味は想像通り。
次回は並んででもカレーにチャレンジしようと決めました。
ようやく最初の目的地に。
思ったより遠かったドーバーは駅から45分。
旧バーバリー本社が入居していた趣のある佇まい。
toogoodやELENAを含む、英国ブランドの導入も目立つ、
地下1階から地上4階までの5フロア構成。
詳細は省きますが、一見の価値はあるのではないかと思います。
続いての目的地、ここは押さえておかねばと。
サヴィル・ロウ(Savile Row)へ。
約200mほどの想像より短い通りは、
生憎、日曜の訪問のためほとんどのお店はクローズ。
再訪の際にはリベンジしたいと思います。
帰りの時間まで2時間程あったので、
観光気分でトラファルガー広場からナショナル・ギャラリー、
最後にビッグベンへ向かいますがまさかの改修中。(2021年まで)
そういえば、そんな噂を聞いていたようないないような。
気を取り直して ウェストミンスター寺院。
そして、テムズ川越しにロンドンアイを。
もはや、只の観光に。
そんなこんなで時間も迫り、ここからひたすら川沿いを北上しセント・パンクラス駅へ戻ります。
今日は終始小雨に見舞われたロンドンらしい?1日。
全く傘をさす気配のないフード姿だらけのロンドンの人々。
携帯していた傘をさすことの出来ない私たちは、
改めて出張の必須アイテムVEILANCEに感謝しながら歩きに歩いた滞在時間6時間(15km)。
とりわけ、なにをしたというわけでもないロンドンへのショートトリップですが、
その土地にしかない生活感や文化、空気感。
肌で感じたロンドンは素晴らしい場所でした。
新しい土地を知ることで気付けた地元の魅力。
そして、その場所にある生活スタイルや気候にあった洋服について改めて考えさせられた出張初日。
明日から始まるバイイングに向けて今日はゆっくり休みます。
HUES
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