
今回は昨日入荷したアラキユウの23年春夏アイテムから超目玉のアトリエコートをご紹介します。
内容は先日のBLOGと重複する所もありますが、
今回は着用イメージ多めですので、ぜひご覧ください。
SIZE : 1
FABRIC : コットン60% ジャパニーズペーパー40%
PRICE : ¥202,400(in tax)
アトリエコートはブランドのコンセプトである、
オリジナルの生地の表情を最大限活かした作りをした1着。
アラキユウならではの生地感を存分に楽しめるのがこのコート。
今回もかなり生地にこだわっています。
この生地は織り柄から荒木氏がデザインして作った生地なんです。
よく見ると織り柄が日本の柄と言いましょうか、家紋のような織り柄になっています。
この立体感、生地の表情がすごく際立っています。
複雑な織り柄、目が詰まった感じがアラキユウ。
そして、アラキユウのコンセプトにはもう一つ、日本のものづくり、というのがあります。
この生地は日本の生地屋さんと一緒に作った、日本にしか作れない生地です。
日本のものづくりの結晶です。
そんなアラキユウこだわりの生地でこのアトリエコートはできてます。
しかも、この生地はタッチが独特で、程よく張り感がありながらも、ドライな感じの他にない肌触り。
そんな生地感を出すためにこの生地は縦糸にコットン、緯糸に和紙糸を使ってるんです。
厳密には縦糸に20/2のコットン、緯糸に1/20の和紙糸を使用。
織物の個性を強調する奥行きと厚みが出るように糸の番手を選び、
コットンに和紙糸をプラスしてハリとシャリ感といった乾いた質感を出しています。
また、和紙糸を使ってるからといって、一般的な紙みたいにペラペラで着たら破れるとかそんなことはないです。
そもそもコットンも和紙も元の原材料は植物です。
ですので、植物を紙にするか糸にするかの違いですね。
また、和紙というのは日本古来の製法で作られる紙のこと。
和紙は一般的な普通の紙に比べて約1000年もつと言われているんです。
それぐらい、めちゃくちゃ丈夫なんです。
とはいえ、この生地に使われているのは紙ではなく糸ですし、
そんな和紙糸を使ってできた布は
丈夫で、なおかつ軽くて、ドライなタッチと良いことづくめなんです。
「強度」そして「肌あたりとフォルムを保つ肉感」が同居した生地になってます。
しかし、ここで大事なことは和紙糸を使っているからすごいという訳ではなく、
アラキユウが和紙糸を選んでること。
和紙糸を使うことで、日本のものづくりを世界に発信するという姿勢がこのコートから感じられます。
それでは、ディテールを見ていきましょう。
フロントはアラキユウといえば、の真鍮ボタン。
もはや説明不要かもしれませんね。
アラキユウのアイテムは生地とこの真鍮ボタンのコントラストもかっこいいんです。
裏地は総裏仕様で風合いのあるコットンを使っています。
この裏地もすごく雰囲気があります。
真っ白ではなくややブラウンがかった燻んだ白。
この生地でシャツを作ってもらいたいぐらい良い生地感。
また、両サイドに内ポケットがついています。
袖裏はストライプのキュプラ生地。
ちらっと折り返してアクセントに。
177cm 60kg サイズ1着用
シルエットはややゆったり目です。
サイズ1で幅広い方に着ていただけます。
さらに着込むことで生地が柔らかくなっていくので、体のラインに沿ってより体に馴染んでいきますよ。
ラフに羽織ってもらえば、これ一着でアラキユウのスタイルが完成する、そんなコートです。
生地の風合い、そして色合いの経年変化がどうなるのか楽しみな一着。
もはや洋服というなの作品をぜひ。
※ARAKI YUUの商品は、 ブランドの意向によりOn-Line Shopでは、ラインナップのみを公開しております。
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