極限まで洗練られたギア要素を持つ"究極のウェア"を開発、そしてリリースを続けるACRONYM(アクロニウム)。
半年に一度コレクションや新作を発表するのが常のファッションシーンにおいて、
ACRONYMは前シーズンの発売から約1年ぶりとなる今シーズン。
今回ご紹介するのは、以前発売されたアイテムをアップデートしていくブランドが、
品番J61をアップデートしたコートタイプのJ61-GTVです。
BRAND : ACRONYM
ITEM : 2.5L GORE-TEX® INTEROPS PARKA(J61-GTV)
FABRIC : 2.5L GORE-TEX®
(Face fabric: 100% PES, Membrane: ePTFE)
With Polymer Dot Backer
SIZE : S , M
PRICE : ¥304,000+tax
まずはブランドのご紹介を。
2002年にドイツで設立されたACRONYM。
デザイナーのエロルゾン・ヒューはNIKE ACG、ARC'TERYX VEILANCE、Stone Island等のデザイン、アドバイザーとして携わった経歴を持ちます。
スポーツやミリタリー・アウトドアウェアから得た様々な機能性に加え、ストリートとモードを融合させたデザイン。
洗練されたアーバンな雰囲気を持ちながら厳しい環境下にも適応するウェアを提案します。
※着用スタッフ175cm 60kg サイズS着用
2017年シーズンに発売されたJ61-WSよりも21cmほど丈を長くし、より防寒、防風に優れた作りに改良されたこちら。
ジャスト膝あたりの丈感は腰回りの動きを制限することなく、歩く動作、また着用したまま座ることも容易な絶妙な長さ。
キザな印象を与えることなく、スポーティーにもモードなスタイルにも対応します。
生地には2.5L GORE-TEX®を採用。
ゴアテックスファブリックとは、ナイロン素材を用いて高密度に織り上げ、
現在までに発見されている物質の中で最も摩擦係数の小さい物質である
PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)フッ素樹脂をコーティング処理しています。
耐久性と撥水性、防水透湿性に優れた高機能且つ軽量な素材であるゴアテックス®メンブレンを
ラミネート(貼り合せ)する事で防水耐久性・防風性・透湿性を高度な次元で兼ね備えた機能素材です。
2.5L(レイヤー)とは2.5層、つまり2層の生地に素材を吹き詰めた生地。
3層構造の3Lに比べ防水性、丈夫さは劣りますが、それでもここ日本のあらゆる気候には十二分に対応します。
また、一層少ない分、より軽量かつコンパクトになるのも特徴の一つです。
(ACRONYM商品には全てにスペックシートが付属します。)
内側には縫製箇所にテープ処理を施しているので縫い目からの水の侵入を防ぎます。
フロントに大きくポケットが二つ、サイドポケット二つの計4つのポケットは、
大きさ、使いやすさから、ちょっとそこまでの外出ならバッグいらずの容量。
ジップには止水ジップを使用しています。
フロントポケットの下裏には蒸れを防ぐ通気孔を施しています。
フロントはダブルジップ。
上のジップはスライダーに紐を取り付け、容易に開閉ができるように。
ジップテープのダークカーキのカラーはブラックボディとのコントラストを生んでいます。
トップにはボタンを配置。
ボタンによってジップを閉めずとも着用を可能にしています。
手首からの雨や風邪の侵入を防ぐため、袖口には調節用のマジックテープが渦状についています。
立体形成のフードは後ろのテープ、また内側に配されたコードによってさらに頭の形にあう作り。
頭の向きに沿ってフードがついてくるので、被ったままでも視界を遮ることがない「Storm Hood」という特殊な仕様です。
また、「2-way overlap zip snorkel hood」というオリジナルのフードシステムを採用し、
フードの額に当たるトップからスライドジップを2方向に施しています。
そうすることで、環境に合わせてジッパーの開き具合を調節し、最終的には頭部全体を覆うことも可能にしています。
背面にはジャケットを着用しない時にコンパクトに背負える着脱式のストラップ「Jacket Sling」も搭載しています。
また、ウエスト位置にコードを配してシルエットの調節が可能に。
「Jacket Sling」のストラップ、ドローコードの留め具には「Speedlook」と呼ばれる、
黒い部分を引くと締まり、緑の部分を引っ張ると緩むというイージーな調節を可能にするディテールも。
右側のサイドポケットの後ろにある大きく広がるスリットジップをあけると、
コートを着たままバックを背負える「Interops」ディテール。
アクロニウムの特許であるこの仕様は、バックを雨などから防ぎつつ、腰回りの可動域も広げます。
内側の襟元にあるジップと、袖口のフープは、ACRONYMの他のジャケット類とドッキングを可能にする「Modular System(モデュラーシステム)」を搭載。
ミドルレイヤーのアイテムと組み合わせることでさらなる機能性をプラスします。
人体工学のもと作られたシルエットは動きを制限することのない立体パターン。
ノンストレスであり、あらゆる環境に対応する一着。
まさに"究極のウェア"の一つと言えるアイテムです。
是非、一度店頭にてご覧ください。
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