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Oct. 26. 2022

SUGINARI MORIMOTO 別注シューズ 発売

当店で人気のレザーシューズブランド、SUGINARI MORIMOTOから新作シューズが到着しました。   デザイナーであり職人でもあるモリモト スギナリ氏によるハンドメイドシューズブランド「SUGINARI […]

SUGINARI MORIMOTO 別注シューズ 発売

当店で人気のレザーシューズブランド、SUGINARI MORIMOTOから新作シューズが到着しました。

 

デザイナーであり職人でもあるモリモト スギナリ氏によるハンドメイドシューズブランド「SUGINARI MORIMOTO」

今回の入荷ではスギナリモリモトの代表的なモデル、レースアップダービーをアップデートした新型モデルを2型ご用意しています。

ITEM : Seamless Derby Shoes(左)

FABRIC :  Vaqueta

COLOR : Brown Black (DARK FINISH)

SIZE : 40 , 40.5 , 41 

PRICE : ¥111,100(in tax)

 

ITEM : Seamless Derby Shoes(右)

FABRIC : Calflux

COLOR : Gray Black(DARK FINISH)

SIZE : 40.5 , 41 

PRICE : ¥111,100(in tax)

 

今回のモデル一番の特徴は別注仕様のソールです。

ノミで削ることでソールの独特のソールのテクスチャを表現するのが特徴のSGMですが、

その凹凸をさらに強調し、立体感を感じていただける特別仕様です。

このソールを一言で表現するならば、育てるソールと言った感じです。

蝋引きがしっかり残っている新品の状態でも伝わると思いますが、

履き込んで表面のロウが落ちて光沢が抑えられることでコントラストが強調され、

アッパーと共に経年変化を楽しんでいただけます。

 

また、アッパーに関しても今シーズンは特別仕様でお願いしました。

どちらの型もソールのカスタムから取り掛かり、ソールの雰囲気とのバランスを調整しながらモリモトさんの感性で染色してもらった特別仕様です。

ソールの質感を活かしたカラーをカーフラックスとバケッタレザーの2種類でご用意しています。

まずカーフラックスに関しては、グレーのヌバックを黒で何度も染めています。

加工の特性上、風合いの変化を感じ安い素材で、通常とは違うモノトーンのコントラストを楽しんでもらえる仕様です。

次にバケッタのブラックは茶色味のあるレザーをベースにをこちらも手染めで黒に染めて仕上げています。

手染めのムラ染めですので履き込めば履きこむほどブラウンとブラックの濃淡やムラ感を楽しんでいただけるレザーです。

シームレス仕様にアップデートしたた木型はSGM-01(LACE UP DERBY SHOES)よりも2mmノーズが短くつま先の幅も広くなっています。

履きこむことでアッパーのレザーにシワが入り、そのシワがこの靴のデザインの一部に。

丸みを帯びたフォルムとドレスともカジュアルとも見受けられるボリューム感が特徴で、

より幅広いスタイル、シチュエーションに対応してくれる木型です。

サイズ感はSUGINARAI MORIMOTOの靴は一般的な靴よりもサイズ表記が大きめとなっております。

ですので、普段サイズ42を履かれる方は、スギナリ モリモトの靴はサイズ41をオススメしております。

例えば、メゾンマルジェラの靴を42サイズで履いているスタッフは、サイズ41でぴったりでした。

もちろんこだわりの製法はそのままです。

前足部はブラックラピド製法で。

ブラックラピド製法はアッパーと中底革(インソールと解釈される部分)、

そしてコバ部分のパーツとなる中板革(ミッドソール)をマッケイ縫いで縫い合わせた後、

本底革(アウトソール)のコバ部分にダシ縫い(アウトステッチ)を掛ける、二度の縫い合わせが必要な製法です。

中足部はウッドネイル製法で。

ウッドネイル製法とは、主に東欧の靴によく見られる意匠で、アウトソール側からインソールに掛けて下穴を開け、そこに木釘を打ち込んでソールを固定する、堅牢で柔軟性に優れた製法です。

その昔は、農夫が作業時に履く農作業用の古い靴の底付け方法でもよく見られた製法です。

文献による記述を拝見した事はありませんが、恐らく農作業靴でウッドネイル製法が採用されていた主だった理由は、

糸でソールを縫いつけるよりも、木釘であれば田畑(水分を含んだ湿地)で作業をしていると、木釘が水分を含んで膨張し、その事により下穴の中で釘がシッカリ固定され、ソールの接着をより強固にする目的があった為だと推察されます。

仮に糸で縫いつけると、その糸目から水が浸入して靴の中が濡れてしまうので、それを避ける為に、下穴の中で釘が膨張するウッドネイル製法に利便性を見出したのではないでしょうか。

そうした、古い靴に対するオマージュと農作業靴に使われていた製法という郷愁の思いから、

部分的ではありますがウッドネイル製法を採用しております。

さらに、靴紐は無地のコットンシューレースを、革の染色と同じ染料で手染めしております。

そして、中敷きにはブランドロゴと共にメッセージが 添えられており、

そこには、[Where there is a will, there is a way.]

「強い意思が道を切り開く」といった意味を持ちます。

デザイナーのブランドに対する強い決意が示されています。

また、付属として、ロウ引き加工された封筒にブランドの理念を綴ったコンセプト、注意書き、シューホーンが同封されております。

シューホーンは、革で製品として使われない廃棄される部分を利用した、リサイクルシューホーンとなります。

 

独自の研鑽で「美しい履き心地」を生み出す現代の職人・森本杉斉氏による、

日本人のためのハンドメイドシューズブランド。

歴史や伝統をリスペクトし、その意志を汲み取った上で現代的な遊び心や捻りを加えた一足となっております。

どこまでも拘ったSUGINARI MORIMOTOの靴、是非体感してみて下さい。

 

こちら、YouTubeでも解説しておりますので是非チェックしてみてください。

商品に関しましては、お気軽にメールまたはお電話にてご連絡くださいませ。

 

皆様のお越しを心よりお待ちしております。


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