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Mar. 13. 2020

SUGINARI MORIMOTO 3.14 new release

今シーズンより新たに取り扱いとなるブランド「SUGINARI MORIMOTO」。 明日、3月14日(火)よりHUES 2nd floorにて発売開始いたします。   デザイナーであり職人でもあるモリモト スギ […]

SUGINARI MORIMOTO  3.14 new release

今シーズンより新たに取り扱いとなるブランド「SUGINARI MORIMOTO」。

明日、3月14日(火)よりHUES 2nd floorにて発売開始いたします。

 

デザイナーであり職人でもあるモリモト スギナリ氏によるハンドメイドシューズブランド「SUGINARI MORIMOTO」。

当店にて服好きのお客様から人気を誇るARAKI YUUのシューズを製作しているので、

既にご存知のかたも多いのではないでしょうか。

昨今のハンドメイドブランドが乱立する中、スギナリ モリモト氏は、デザイナーでありながらも職人でもあり、

自身の理想を自分で具現化出来る希少なデザイナーの一人です。

ブランドの公式なコンセプトとして、

「普遍的なデザインを追求し素朴でありながら「品」があること、

動物の生きた証である革に敬意を表し、

手で革の感覚を感じ取って素材の持つ魅力を最大限に引き出すことをもっとも大事にしている。

そして全ての工程を人の手によって行うことで、足に寄り添う靴を表現している。」

とあり、素材感をいかしたミニマルでベーシックな靴が特徴です。

 

今回当店では、SUGINARI MORIMOTOのラインナップからシンプルかつベーシックな

レースアップダービーシューズがブラックとブラウンの2色で入荷しています。

BRAND:SUGINARI MORIMOTO
ITEM:Lace up Derby shoes
Fabric:Nubuck Lether
COLOR:BLACK,BROWN
SIZE:40,40/,41
PRICE:¥98,000(+Tax)

 

ドレス寄りのスクエアトゥのラスト(木型)にて作られるSUGINARI MORIMOTOのこちらのダービーシューズ。

ドレスシューズの綺麗なラストを採用しながらもオイルドヌバックの味のあるレザーを採用しているのが特徴。

 

足に寄り沿うフィッティングを追求する為に、足なりを再現した立体的な丸みのあるフォルムを形成し、

カカト周りも日本人に合わせた小さめの作りで、着用時のホールド感を重視したシルエット。

着用感とデザインを考えられてシームレスに仕上げられたカカトは、ミニマム。

「甲とカカトでホールドして、前足部はゆったり指が伸ばせるくらい」というフィッティングイメージ。

このカカトの仕様は、SUGINARI MORIMOTOの靴作りの特徴である、

アッパーを木型に手作業で釣り込ませるやり方でしか再現できない仕様です。

量産品の機械で行う釣り込みとは違い、手釣りだと革の負担が考慮され釣り込まれているので、

革の伸びしろが十分に残っており、履き込んで行くと足になじみやすくなります。

 

歩行をし易くする為に、つま先を反り上げたローリング効果をラストに施してあり、

履き込む程につま先の反りが下がっていき、着用者の足に馴染むよう作られています。

 

ソールは、ブラックラピド製法と呼ばれるアッパーと中底革(インソールと解釈される部分)、そしてコバ部分の

パーツとなる中板革(ミッドソール)をマッケイ縫いで縫い合わせた後、

本底革(アウトソール)のコバ部分にダシ縫い(アウトステッチ)を掛ける、二度の縫い合わせが必要な手間暇かけた製法。

こうすることで、マッケイ製法のしなやかさを持ちながらも耐久性も持たせる事ができています。

またブラックラピド製法は、必然的にダブルソールになるので、クッション性も上がりより歩きやすくなりますが、

このダービーシューズは、さらにソールを一枚加えたトリプルソールで重量感を持たせた仕様。

トリプルソールでソールが厚くなりボリューム感が出過ぎないように、ソールのウエスト部を削って絞り、

その部分には木釘(ウッドネイル)を打ち込んで固定する「ウッドネイル製法」にてソールを仕上。

ウッドネイル製法は、東欧の靴によく見られる意匠で、アウトソール側からインソールに掛けて下穴を開け、

そこに木釘(ウッドネイル)を打ち込んでソールを固定する、堅牢で柔軟性に優れた製法です。

当店にて取り扱いがある「EMATYTE」もこの製法にてソールを取り付けています。

ウッドネイル製法は、昔、農夫が作業時に履く農作業用の古い靴の底付け方法でもよく見られた製法。

そうした、古い靴に対するオマージュと農作業靴に使われていた製法という郷愁の思いから、

部分的ではありますがウッドネイル製法を採用しているそうです。

 

アッパーの革は、トスカーナ産のベジタブルタンニンとクロム鞣しのコンビ鞣しのヌバックレザー。

一見ヌバックに見えないこちらの革、元はサンドペーパーで粗した加工が施してあるもので、

靴作りの仕上げにペースト状のクリームを塗り、表面の毛羽たちを抑えてスムースレザーのような表情に仕上げられています。

靴作りの最終工程として紐も通した靴に独自のレシピのティーフィニッシュ(紅茶染)を施し、

この独特な靴の表情を完成させています。均一ではない独自の色味もSUGINARI MORIMOTOの個性。

 

ブラウンカラーの画像もご紹介しておきます。

 

ミニマムでシンプルなデザインを実現するために新たな手法や縫製方法を施しながらも、

履き心地を決めてしまう製作過程に関しては、オーセンティックな手法にて製作されたSUGINARI MORIMOTOの靴。

新しくもありながら伝統的な職人技法で作られた靴。

是非、一度店頭にてご覧ください。

皆様のご来店をお待ちしています。

 

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