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Jul. 15. 2022

メゾンマルジェラのジャーマントレーナー

本日はメゾン マルジェラからブランドの代表作ジャーマントレーナーを改めてご紹介します。 マルジェラといえば、このアイテムを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。 ブランドが20年以上出し続けているジャーマントレーナー […]

メゾンマルジェラのジャーマントレーナー

本日はメゾン マルジェラからブランドの代表作ジャーマントレーナーを改めてご紹介します。

マルジェラといえば、このアイテムを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

ブランドが20年以上出し続けているジャーマントレーナー。

主張しすぎないこのシンプルなデザインゆえに、合わないパンツを探す方が難しいぐらい、幅広いスタイリングにハマります。

BRAND: Maison Margiela

ITEM:German Trainer

FABRIC:Calf / Lamb

SIZE:40.41.42.43

COLOR: White.Black

PRICE: ¥64,900-税込

 

ミリタリーシューズを上質な素材と仕様で現代に商品化したジャーマントレーナーは、

トレンドに左右されない定番の一足です。

まずはこちらのインソールに付けられたタグについてご説明します。

このレプリカと記載されているタグ、マルジェラでは通称レプリカタグと呼ばれています。

ヴィンテージの服やアクセサリーをメゾンによる解釈で具現化したもので、

それぞれのアイテムを忠実に再現したモノです。

ヴィンテージと呼ばれるアイテムは、世代を超えて人から人へと引き継がれ、その中でかっこよく経年変化していきます。

そうやって持ち主に大切に扱われていた形跡にマルジェラは影響を受け、

そんな価値観を大切にしたいとマルジェラは「REPLICA」という形で商品をリリースしています。

 

ちなみにマルジェラ本人が実際にビンテージのジャーマントレーナーを履いていて、その過程の中で商品化されたという噂もあります。

つまりは、このスニーカーもマルジェラによって再解釈されたジャーマントレーナーという事です。

次に、そもそもジャーマントレーナーとは1970年から1980年代の旧西ドイツ軍でトレーニングシューズとして採用されていたスニーカーのことです。

タグには70年代のオーストリアと記載されています。

ジャーマン(ドイツ)なのにオーストリア?と思われる方も多いかと思いますが。

実は当時ドイツ軍のスニーカーはプーマやアディダスの工場で製作されていました。

その制作過程の中で60年代後半から70年代にかけて、プーマが所有していた製造工場はオーストリアにありました。

そのため、細かく史実に沿うとオーストリアで生産されたジャーマントレーナーということになっています。

 

続いてマルジェラのジャーマンは何が特別なのかということですが、

大きくは3つポイントがあります。

一つ目は素材です。

品質の高いラムスキンとカーフスプリットレザー、この2つのレザーを使用しているという点です。

真っ白な部分がラムスキン。

ラムスキンは生後1年以内の仔羊の革のこと。

非常に柔らかいラムスキンは初めて履いた時から既に何年も履いているかのように足に馴染みます。

そして、オフホワイトの毛羽立った部分がカーフスプリットレザーです。

カーフスプリットレザーはカーフのしなやかなさと、スウェードのような肌触りを持った特別なレザーです。

本来スプリットレザーというのは厚みがある牛革を薄くするために表面を削って特殊な加工をかけたものです。

スプリットレザーは普通は品質の良くない状態のレザーを柔らかくする為の製法ですが、

マルジェラは敢えてカーフをスプリットレザーにすることで、当時のジャーマンスニーカーの製法を再現。

なおかつ柔らかくすることで履心地を良くする為にこの仕上げにこだわっています。

このラムスキンとカーフスプリットレザー、二つのレザーをコンビネーションで使用するというかなり贅沢な作りです。

そして、2つ目は、履きやすさ。

まずは、スリッポンとして使えるということです。

実はスニーカー内にゴムバンドが付いてまして、タンとアッパーを繋いでいます。

なので靴紐を抜いて、スリッポンスニーカーとしても使えます。

マルジェラがお好きな方は紐なしで履いてる方も多いのではないでしょうか。

紐を結んだり解いたりする手間がかからないので、着脱がすごく楽な仕様です。

加えて、このソール。

一つ一つ手作業で成型されるソールはバルカナイズ製法で付けられた丈夫なゴムソール。

足を包み込むような履き心地と削れにくさを持ったソールです。

接着剤を使用したスニーカーよりもしなやかで曲げ伸ばしに強く、加水分解などの経年劣化にも強いんです。

ただ、人の手がかかり過ぎるため、生産数が少なく量産に向いてないというデメリットもありますが、そこも含めてこのシューズの魅力ではないでしょうか。

3つ目の最後はやはりマルジェラを象徴する「カレンダータグ」

マルジェラの証でもあるこのカレンダータグ。

アイテムによってラインが分かれており、そのラインに当てはまる数字に丸がつき、シューズは22ラインなので、22に丸がついています。

また、踵部分にはステッチも施されています。

分かる人には分かる細かな仕様がマルジェラのシューズの証です。

ちなみにこれはスタッフが3年くらい履いているジャーマントレーナーです。

履き込んまれた表情はマルジェラが大切に

スタッフが晴れの日も雨の日も特に難しいケアはせずに履いたものです。

ガンガンはいて経年変化を楽しめるハイブランドのシューズはマルジェラくらいではないでしょうか。

結局ジャーマンの良さは、いい意味でカッコ良すぎないという所なんだと思います。

主張が強いデザインではなく、着用する人に寄り添うようなデザインに丈夫なモノづくり。

そして、マルジェラが大切にしたモノの価値を表現したアイテムがジャーマンスニーカーです。

 

YOUTUBEでもご紹介していますので、合わせてご覧下さい。

ぜひ、この機会にお試し下さい。

 

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