” デニム ”
現代では、流行という枠を超え、いつの時代も当たり前のように存在する素材となってきました。
持っていない人を探す方が難しい程のアイテムではないでしょうか?
近年ではさらに素材開発が進み、ストレッチデニムや、カラーデニム。
ダメージ加工の技術も飛躍的な進化を遂げています。
種類が豊富にあり過ぎて、人と差をつけるのも難しくなっています。
そんな時代だからこそ原点回帰を感じさせてくれる”LANVIN"のデニム。
LANVIN
item : denim pants
fabric : cotton 100%
color : navy
ご存知の通り、本来は農作業用であるジーンズ。
インディゴの色落ちと、硬くてコットンの繊維をしっかりと感じられる生地がデニムの特徴です。
そのデニムもLANVINらしい見事な生地作り。
誤魔化し無く素材の表情を感じれるようにコットン100%のデニムを使用。
デニム好きな方ならコットン100%は当たり前ですが、
厳選されたコットンを使用したデニム生地は驚く程柔らかな履き心地。
通常は
硬いデニム = 履き心地は悪いが、色落ちが良い
柔らかいデニム = 履き心地は良いが、色落ちが悪い
ですが、生地を良く見るとムラのある糸を織り交ぜて使用しています。
縦に筋が入ったような凹凸感が出ていますが、こうする事で良い縦の色落ちが生まれてきます。
これだけ柔らかい履き心地にして、デニムの最大の楽しみである "色落ち” もしっかり楽しめそうな生地感です。
ここ最近では生地の生産も工業化が進み、履き心地を追求しすぎるあまり綺麗な織りの物が増えています。
このような、良い意味でアナログな凹凸感のある素材が少なくなってきたように感じます。
勿論、綺麗に越した事はありませんが、加工までもが綺麗になり過ぎて、
代わり映えのしない表情のデニムばかりです。
そんな現代で、忘れかけていた本来の意味を感じさせてくれる生地感です。
きっと自分のライフスタイルに合わせて変化していく姿に愛着を感じ、より自分らしいファッションスタイルを表現できるでしょう。
さらには、細かいステッチワークや、オリジナルのリベット等、LANVINの伝統の技術もしっかりと織り込まれています。
デニムがファッションアイテムとして認知され始めた時代を再現したかのような生地の風合いとシルエット。
そんな中にもLANVINらしいラグジュアリーな拘りもしっかりと感じられるジーンズです。
まさに、原点を見直すようなLANVIN の拘りを肌で感じてみてください。
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