本日はIsabella Stefanelliのアイテムをご紹介します。
先日も生地違いのモデルをご紹介したブランドのシグネチャーアイテムとも言えるこちらのアイテム「VIRGINIA」を。
ITEM:Virginia
Fabric:at the palace - ionico dorico corinzio(Linen,Wool,Silk)
SIZE:M
PRICE:¥ask
Sold out. Thank you!
毎シーズン、素材を変えながらリリースされているIsabella Stefanelliのウェアを象徴するアイテム「VIRGINIA」。
20世紀モダニズム文学を象徴するイギリス出身の小説家であり、
評論家のヴァージニア・ウルフをコンセプトに掲げたモデルです。
先日、こちらのモデルをご紹介しましたので、
以前のブログと重複する部分もあるかと思いますが、ぜひ最後までご覧下さい。
今シーズンのイザベラはTwogetherというテーマを掲げ、
異なる二つの素材が一つになっているという生地の見た目や、Covidと言う困難を経て人々が一つになりたいという意志、
全ての人が一緒なんだと言う安心感、自分自身の内面に潜む2つの自分を発見すると言う個人的な体験など、
イザベラ自身の様々な考えやヴィジュアルのイメージが基になっています。
今シーズンからイザベラと協業をスタートした英国で手機織機による織物を作り続けるリバティー社と作り上げたオリジナル素材。
生地や糸のデザインを通じて、Twogetherというテーマをビジュアル化した今回のコレクションの中で、
at the palace - ionico dorico corinzioと名付けられた生地(リネンとウールとシルクを混紡した生地)は、
イザベラのお兄さんが学んでいた建築学の過程で学んでいたギリシャ建築、
そして、それらの建築を見た時に考えた過去への思いをテーマに制作された生地となっています。
先日、ご紹介したモデルと生地の仕様とほぼ一緒ですが、縦糸で使用されている糸がナチュラルダイにて、
濃いベージュ、薄いベージュ、無染色に染め分けられているため生地の色味により奥行きがある点も特徴の一つです。
贅沢に一続きの一枚の布で作られた身頃。
独特のパターンワークから生まれる綺麗なドロップショルダー。
また、裏地なしのアンコン仕立てとなっており、全ての縫製箇所が、フラットウェルトシームで仕上げています。
フラットウェルトシームとは最初にミシンで縫った後に、折りたたみながら手作業によるまつり縫いをすることで、
ウェルトシームを仕上げています。
裾と袖先はセルヴィッチ(デニムで言う耳部分)を用いていますので無縫製の仕様になっています。
そして、それ以外の裁ち切りの箇所は生地のほつれを防止するために、
ほとんど目に見えないハンドスティッチで補強するというこだわりようです。
続いて着用感を。
特徴的な袖付けと肩のライン、VIRGINIA独特のシルエットを作り出します。
まるで生地に包まれるかのような着用感。
Isabella拘りの素材を十二分に楽しめるコートとなっております。
袖付けの位置や、着用時のボリュームの出方や、肩周りのフィット、
落ち感などに他のブランドでは見られない彼女の特徴ならでは。
(※着用は、175cm、60kgで、サイズ2を着用)
サイズ展開こそあるものの、ほぼフリーサイズに近いイメージです。
性別、体型を超えて着用できるアイテムでもあります。
※Isabella Stefanelliのアイテムは、ブランドの意向によりお値段を掲載しておりません。
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