皆様、こんにちは。
本日もGeoffrey B.Smallの新作アイテムのご紹介です。
まだ暫く続きますので、お付き合い下さい。
連日Piacenzaの素材を使ったアイテムのご紹介が続いておりましたので、
本日は、Geoffrey B.SmallにとってPiacenzaと並ぶ重要なファブリックメーカーの素材を
使用したこちらのアイテムをご紹介します。
BRAND:Geoffrey B.Small ITEM:handmade fly-front extended length tailored blouson jacket Fabric:handwoven Tess. Colombina pure cotton basketweave Color:hand wash dark SIZE:SPRICE:ask Sold out. Thank you!
立体的な素材感が一際目を引くこちらのジャケット。
こちらの素材、現代ではあまり目にすることが少なくなている手織機にて織られたコロンビーナ社の生地。
イタリアのヴェネト州に拠点を構えるTessitura Colombina社は、
100年以上前の木製手機織機を使用し、50年以上その織機を使ってきた熟練の職人が手織りで生地を作っています。
Colombina社は、あの有名なココ・シャネル本人が洋服を作っていた時代に彼女のイメージを形にしていた機屋でもあります。
木製手機織機で織る生地は、人の手を使うのでゆっくりとしか生地を織る事が出来ず、
更に生地幅も90cmと短く、洋服1着分の生地を生産するのだけでも多大な手間と技術を要します。
その労力と引き換えに、現代の機械織りでは表現不可能な柔らかく甘い質感と立体感を持つ素晴らしい素材が完成します。
これまでもGeoffrey B.Smallは、シグネチャーピースにコロンビーナ社の素材を使用してきました。
今回ご紹介しているジャケットに使用されている素材は、コロンビーナ社がGeoffrey B.Smallの為に製作した
先染めのコットンで織られたバスケットウィーブ素材。
その生地感は、軽く柔らか。画像では、伝わりづらいかもしれませんので、後の方で自然光でも撮影しております。
因みに、このジャケット1着を作るための生地を織るのに、約2日かかるそうです。
そして、手機織機で織られた素材で服を作るのに重要なのが製作技術、
手機にて織られた素材は、編みが甘く非常に繊細なので
生地をハサミで裁断した瞬間から手際良く丁寧に縫製していかないとそれぞれの糸が解けてしまいます。
Geoffrey B.Smallでは、自社のアトリエにて熟練の職人が1着づつハンドメイドにて製作しているので、
コロンビーナ社の手機生地を洋服に仕上げる事が可能です。
この素材を用い、ボタンホールまで手作業にて製作する技術力。
ボタンには、フォンタナ社のダークホーンボタンを使用しています。
素材感をいかしたアンラインド仕様。
今シーズンより新しくなったシルク100%にて作られたGeoffrey B.Smallのブランドタグと
コロンビアーナ社の手機織素材の組み合わせがラグジュアリー感を引き立たせます。
形は、フライフロント、ミディアムレングスのタイトフィット。
(※スタッフ着用は、175cm、60kgで、サイズSを着用。)
デザイン&シルエットともにベーシックな合わせやすいブルゾン型。
素材感が特徴的なだけにシンプルなデザインで洗練された印象。
折角のご紹介ですので、自然光にて撮影した素材感もご覧ください。
なお、こちらのブルゾン、決して安いわけではないですが、
コロンビーナ社の素材を使用したこれまでのアイテムに比べると若干お手頃。
ですので、初のコロンビーナのアイテムとしてもお勧めです。
人の手で織られた素材を人の手で服にする、そして人が着る。
Geoffrey B.Small本人がよく口にするワード"human being..."を体現出来るアイテムではないでしょうか。
是非、一度店頭にてご覧下さい。
皆様のご来店をお待ちしています。
※Geoffrey B.Smallの商品は、HUES On-Line Shopでの展開はございません。
気になるお客様は、メールかお電話にてお問い合わせ下さい。
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