本日も引き続き、ご紹介できていなかったGeoffrey B.Smallから新作アイテムをご紹介します。
今回ご紹介するのはこちらのコート。
ITEM:non-handstitch version 19th century long Jacket
Fabric:hand washed Biella 100% cashmere
COLOR:hand washed black
SIZE:M,L Sold out. Thank you!
PRICE:¥ask
World Exclucive for HUES
ジェフリーがテーラリングウェアを中心とした洋装史のリサーチにおいて出会った、
アメリカ合衆国の南北戦争時下のロングコートにインスパイアされて製作されたのがこちらのコートです。
素材にはカシミアを使用したHUESのみの別注アイテムです。
あえて裏地を着けず丁寧にフルパイピングを施しています。
前面のほとんどが生地を重ねた二重の仕様です。
贅沢に使用した生地は見た目の1.5倍以上の生地量になっています。
素材に関しては、カシミアヤーン(糸)のサプライヤーであるビエラの職人が自社で織り上げた程よい厚みのあるカシミアのコート用の生地を使用しております。
この素材は、Geoffrey B.Smallが現代社会に提案する天然素材だけで作られたコンフォート。
着用した時の着ているのに着ていない様な感覚になります。それほど軽く柔らかです。
また、このコートはボタンも特別なモノを使用しています。
カシミアの共生地を使って自社で製作したくるみボタン(カバード・ボタン)使用しており、
すべてのボタンホールは、ミラノのボッゾーロ・レアル社のシルク糸を使用して手作業で制作しております。
あまり知られていないかも知れませんが、ボタンホールの製作は服作りにおいて非常に慎重に行う必要のある工程です。
太番手のシルク糸を用いることで、その難易度はさらに上がり、
熟練の職人が「1つのボタンホール」につき約10分もの時間を要すると同時に、繊細さと緊張感の維持も要求されます。
そして、仕上げに手作業による製品洗いと独自のエイジングトリートメントを施こされています。
それによりGeoffrey B.Small特有の柔らかさとアンティーク感ある表情のカシミアの表情が完成します。
一見すると不均一さや不完全さの様に誤解されがちですが、
これこそがジェフリー独自の染色やトリートメントが生み出す商品ひとつひとつの個性であり魅力です。
タグはシルク100% 製。
シルク製のものを探してから1年半の歳月をかけてイタリアのレーベルメイカーとの協業で作り上げたものをアトリエにて1点ずつハンドダイで染色したもので、
ジェフリーの姿勢を象徴したものとなっています。
175cm 61kgのスタッフがMサイズ着用。
シルエットはいつものリラックス感のあるシルエットではなく、
傾斜をきつく倒した肩線、ボディのシェイプ、タイトなアームといった細身のシルエット。
それは当時の南北戦争の雰囲気を色濃く残したい。というジェフリーの想いからそういう風に製作されています。
前を止めると細身のシルエットが強調されます。
ジェフリーのアイテムでは少し珍しいモードな印象を受けるコート。
ですが、モード過ぎず、クラシックな印象も持っている不思議なアイテムです。
こちらのモデルは世界で2着のみ製作されています。
早くもストックは、Mサイズ1点となっております。
ご興味のある方は、お早めにご覧ください。
皆様のご来店をお待ちしています。
なお、HUES 3rd floorをご覧になりたい方は、ご来店時にHUES 1st floorにてお申し付けください。
※Geoffrey B.Smallの商品は、ブランドの意向によりお値段の掲載ができません。
ご質問や気になるアイテムがあるお客様は、メールかお電話にてお問い合わせ下さい。
HUES 3rd floor
福岡市中央区警固1-15-27 田中ビル3F
092-717-6074