Y's for men × MASSESの2026年秋冬モデルが発売スタートしました。
このコラボレーションは、2025-26年秋冬シーズンから始まったもの。
一方がもう一方に寄せたというより、もともと両者が持っていた感覚が近かったのだと思います。
流行に寄りかかりすぎないこと。
服に少し無骨さがあること。
素材や作りに、きちんと時間を使うこと。
Y's for menが長く続けてきたテーラードや黒の服。
そこにMASSESのヴィンテージカルチャーやグラフィックの匂いが入る。
意外な組み合わせに見えて、実際にはかなり自然です。
YOHJIの服には、もともと余白があります。
黒いジャケットの中に何を入れるか。
太いパンツの上に何を着るか。
白をどのくらい見せるか。
プリントをどのくらい隠すか。
今回のロングスリーブTシャツは、その余白にちょうど良く入り込む2型です。
WHITEのLIPS PRINT。 BLACKのSMOKE PRINT。
どちらも、MASSESがY's for menをイメージして制作したオリジナルグラフィックをフロントにプリントしたロングスリーブTシャツです。
ボディは、ドライタッチで中肉厚なコットン天竺。
一枚で着ても形が残り、冬はジャケットやコートの中でプリントが効きます。
YOHJIの服にグラフィックを入れる時、大切なのは強さの加減です。
強すぎると軽く見え、弱すぎると意味がない。
今回の2型は、そのバランスが良い。
プリントとして目に入りながら、Y's for menのパンツやジャケットの中にきちんと収まります。
まず、WHITEのLIPS PRINT。
Y's for men × MASSES
LIPS PRINT LONG SLEEVE T-SHIRT
Product No:MW-T77-990-1-02
Color:WHITE
Size:3 / 4
Price:¥18,150 tax included
白いボディの中央に、大きく口のグラフィック。
その周りを囲むように「Y's for men」の文字が入ります。
少しロックの匂いがあり、ポスターのような強さもあります。
ただ、白のロンTとしての軽さがあるので、着た時に重くなりません。
黒いパンツと合わせれば、YOHJIらしい白と黒のコントラストが出る。
全身を黒でまとめるのも良いですが、YOHJIの服は白が入ることで形が見えやすくなることがあります。
パンツの太さ、ジャケットの分量、袖の落ち方。
白があることで、黒の良さがはっきりする。
このLIPS PRINTは、その白の役割に、少しだけ毒を足してくれる一枚です。
もう一型は、BLACKのSMOKE PRINT。
Y's for men × MASSES
SMOKE PRINT LONG SLEEVE T-SHIRT
Product No:MW-T75-990-2-02
Color:BLACK
Size:3 / 4
Price:¥18,150 tax included
黒いボディの中央に、白く浮かぶグラフィック。
スカルのようにも見える人物の影に、フェンスのような線が重なります。
こちらは、よりY's for menの服に馴染みやすい一枚です。
黒のTシャツに黒のパンツ。
それだけだと、全体が沈みすぎることがあります。
でも、胸元にこの白いグラフィックが入ることで、黒の中に焦点が生まれます。
ウールギャバジンの太いパンツと合わせると、もっとYOHJIの空気に寄る。
上から黒いジャケットを羽織って、グラフィックが少し隠れるくらいでも良いです。
YOHJIの服は、全部を見せなくても成立します。
むしろ少し隠れている方が良い時があります。
胸元に少しだけプリントが見える。
裾の分量が出る。
袖が落ちる。
パンツの太さが残る。
そういう控えめな変化で、服の見え方が変わる。
BLACKのSMOKE PRINTは、その使い方がしやすい一枚です。
今回のY's for men × MASSESは、コラボレーションという言葉だけが先に立つアイテムではありません。
Y's for menの服に、MASSESのグラフィックが入ることで、少し街の匂いが加わる。
けれど、ただカジュアルになるわけではない。
黒の服の中に入れても良い。
ワイドパンツと合わせて一枚で着ても良い。
ジャケットの中に少しだけ見せても良い。
YOHJIの服を普段着ている方には、いつものスタイルを少し崩す一枚として。
MASSESのグラフィックが好きな方には、Y's for menの服に触れる入口として。
2026年秋冬の立ち上がりに、ちょうど良いロングスリーブTシャツです。










