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Jun. 28. 2026

ヨウジヤマモトプールオム タイ ツイスト パンツ26年秋冬

今日はヨウジヤマモトプールオムから入荷したばかりのパンツをご紹介します。 ヨウジヤマモトには、定番と呼ばれる服があります。 シワギャバのジャケットやバルーンパンツ、ハカマパンツ。毎シーズン店頭に並び、長く愛され続けている […]

ヨウジヤマモトプールオム タイ ツイスト パンツ26年秋冬

今日はヨウジヤマモトプールオムから入荷したばかりのパンツをご紹介します。

ヨウジヤマモトには、定番と呼ばれる服があります。

シワギャバのジャケットやバルーンパンツ、ハカマパンツ。毎シーズン店頭に並び、長く愛され続けているモデルです。

その一方で、毎年出るわけではないのに、何年経っても「あのパンツはもう作られませんか」と問い合わせが続く服があります。

今回入荷したWOOL GABARDINE THIGH-TWIST PANTSも、その一本です。

ベースになっているのは2019年春夏コレクションで発表されたクロッチツイストパンツ。

当時は決して万人向けのパンツではありませんでした。

ただ、一度穿いた人ほど忘れられない。

今回の復活を待っていた方も少なくないと思います。

ITEM :WOOL GABARDINE THIGH-TWIST PANTS

PRICE : ¥136,400 (in tax)

SIZE : 2

FABRIC : ウール100%

 

このパンツを初めて見ると、最初に目がいくのはボリュームです。

股上はかなり深く、裾幅も広い。

サイズ表記の数字だけを見ると、サルエルパンツやハカマパンツに近い印象を受けます。

でも実際に穿いてみると、まったく別の服です。

理由は「ねじれ」。

名前にも入っているTHIGH-TWISTとは、股部分にねじれを加えた立体的なパターンのことです。

普通のパンツは前後をほぼまっすぐ裁断して作られます。

それに対してこのパンツは、股から裾にかけて布が少しずつ回り込むように設計されています。

そのわずかな違いが、歩いた時の見え方を大きく変えます。

素材はブランドを代表するウールギャバジン。

ヨウジヤマモトを語る上で欠かせない定番素材です。

長年使われ続けている生地ですが、面白いのは、パターンが変わるだけでまったく違う表情になること。

バルーンパンツなら丸く膨らむ。

ハカマパンツなら重力に従って落ちる。

そしてこのツイストパンツでは、生地がねじれながら流れていく。

同じシワギャバなのに、見え方も動き方もまるで違います。

ヨウジヤマモトの服は、動いた時が一番きれいと言われることがあります。

このパンツは、その言葉がよく当てはまります。

立っている時は、大きなワイドパンツ。

でも歩き始めると、生地が身体から少し離れ、左右非対称に流れ始めます。

裾だけが揺れるのではありません。

腰から裾まで一本の布が、螺旋を描くように動く。

シワギャバ特有の落ち感も加わり、一歩ごとにドレープが変わっていきます。

鏡の前で立っているだけでは、このパンツの良さは半分も伝わりません。

実際に歩いて初めて、「なるほど」と思える一本です。

股をねじるようなパターンは、ヨウジヤマモトでは1990年代後半から2000年代にかけてたびたび使われてきました。

直線だけでは作れない布の流れや、身体を包み込むような立体感を生み出すための設計です。

派手なデザインではありません。

でも、着て動くと違いがはっきり分かる。

ヨウジヤマモトの服づくりらしい、静かな面白さがあります。

だからこのパンツも、奇抜なシルエットを楽しむというより、「布の動き」を楽しむためのパンツと言った方が近いかもしれません。

ここ数年、ヨウジヤマモトのパンツといえば、バルーンパンツやハカマパンツが定番になりました。

どちらも完成度の高い名作です。

ただ、このパンツは少し立ち位置が違います。

形そのものを見せるというより、歩いた時に生まれる変化を楽しむ一本。

だからこそ、以前のモデルを知っている方ほど、この復活を嬉しく感じるはずです。

少しマニアックな一本なのは間違いありません。

それでも、ヨウジヤマモトの服を長く見てきた人ほど、思わず反応してしまう。

そんなパンツです。

店頭ではぜひ、鏡の前に立つだけではなく、少し歩いてみてください。

このパンツの本当の良さは、その数歩の中にあります。

 

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