VEILANCEから、今からのシーズンにオススメの4アイテムが届きました。
ミニマルな表情に、過剰な説明はいりません。
ディテールは理にかなっていて、着ると体が先に納得する。
その感覚こそVEILANCEの真骨頂です。
まず手に取ってほしいのが、3レイヤーGORE-TEXを用いたフーデッドシェル。
フーディという親しみやすいフォーマットに、耐水圧や防風性、透湿性といったスペックを無理なく織り込み、余計な線を一本も足さない設計です。
表情は驚くほどミニマルですが、フードの形状やブリムの角度、前立ての重なりが空気を巧みにさばき、顔まわりの陰影を整える。
わずかにゆとりを持ったシルエットは、厚手のスウェットや中綿の差し込みも受け止める懐の広さがあり、秋・冬・春の長いスパンで運用できます。
軽さはそのまま快適性に直結していて、長時間着ても肩に残る“重さの記憶”がほとんどない。
フロントと内側に用意されたポケットは、容量をむやみに誇示せず、必要な物が自然に収まる位置と角度に置かれています。
雨の日の通勤から旅先の不意の天候変化まで、いつもどおりの服装のまま前に進ませてくれる、頼れる一枚です。
同じくGORE-TEXを採用したフィールドジャケットは、ミリタリーの記憶をそのままなぞらず、都市の視点でリライトした一着。
正面に見えるのは四つのポケット。
しかし手を入れてみると、下部は上からも横からもアクセスできる二重構造で、合計六つの収納ゾーンが巧みにレイアウトされています。
線が少ないのに機能が多い、この矛盾を解いているのがパターンワークと縫製。
輪郭を壊す段差やステッチの主張を抑え、面の連続性を保ったまま収納力を実装するのがVEILANCEのスタイルです。
襟元のジップを開けばフードが出現し、急な雨にも迷わず対応できます。
襟はやや高めの設定で、ファスナーを一番上まで上げると擬似的なハイネックのバランスに。
テクニカルな素材感でありながら、モードの空気にも自然に馴染むのは、VEILANCEならでは。
ポケットはあるのに「見えすぎない」、このさじ加減が装いの密度を上げすぎない鍵になっています。
続いてVEILANCEの名作ともいえるインサレーション、Mionn IS(マイオン)ジャケット。
Mionn Insulated Jacket/¥84,700
外側には撥水性・透湿性・耐シワ性に優れたテキスタイルが配され、中には独自中綿Coreloftが。
見た目は薄く、いわば“中綿っぽくない”のに、着ると確かに暖かい。
単体でのライトアウター運用はもちろん、上にシェルを重ねた瞬間の収まりの良さは格別で、ヒューズの秋冬スタイルでは欠かせない存在です。
前を閉じたときのフロントの面が美しく、余計な段差を作らないため、上に重ねるコートやシェルのラインを邪魔しません。
家庭洗濯に対応する扱いやすさも、現実的な日常でこそ効いてくるポイント。
真冬の中心に置くというより、秋口から春先までの長い季節に、気温の谷をしなやかに埋めてくれる万能アイテムです。
最後にパンツを。
Burly Double Weaveを用いた一本は、伸縮性・撥水性・耐久性を高い次元でバランスさせたVEILANCEらしいパンツ。
ヒップには余白を持たせ、膝下はすっとテーパード。
スラックスの端正さとジャージーパンツの快適さを同じ線上に置いた、理にかなったシルエットです。
座った姿勢での可動を想定し、太腿のやや後方から前へ斜めに入るポケットを配する発想は秀逸で、立っても座っても物の出し入れが滞らない。
しかも外観はポケットの存在を誇示しないフラットさを保ち、ミニマルな佇まいを壊さないところがVEILANCE流。
通勤でも出張でも、ワークアウト帰りでもストレスがない。
一本でオン/オフの境界線を静かに跨げる、頼れる日常着です。
VEILANCEの提案する最先端の形。
ぜひ、この機会にお試しください。
HUES 1st floor
福岡市中央区警固1-15-28 吉浪ビル2F
092-717-6074










