
本日はThe Spectacleよりこちらのアイテムのご紹介です。
『USS』
正式名称は少し長いですが、
United States Safety Service Corporation
フレームに刻印されているUSSとは50年代~60年代に掛けて、米軍関係の
眼鏡を製造していた最大のサプライヤであった製造会社です。
これらのスタイルの原型を作り上げたメーカー。
ミリタリー関係者、エンジニア、逞しい男が掛けるイメージがありました。
メガネのクオリティをうかがうのに、まず最初に見るのはこのヒンジ部分。
7枚のバレルが重なっているのが分かりますか?
普通のメガネだと3~5枚くらいが基本です。
バレルが多い方がより頑丈になり、ゆがみや熱による耐性も増します。
マイナスネジというのもポイントではないでしょうか??
現代ではプラスネジが主流ですが、1930年代前半まではマイナスネジが主流でした。
1935年にアメリカのフィリップス社がプラスネジを開発し特許を取ったところから、
プラスとマイナスが入り乱れてきます。
アイテムのクオリティはもちろんですが、
商品、一点一点に隠されている歴史的な背景や文化と共に『アイウェア』楽しんでみてはいかがでしょうか?
HUES
福岡市中央区警固1-15-28 1F
092-717-6074