7月11日(土)より、SALOMON ADVANCED 26AWコレクションを発売開始します。
ただ、今回の入荷はいつもの新作紹介とは少し違います。
長くHUESでも展開してきた「SALOMON ADVANCED」というラインですが、今回の26AWコレクションをもって最後のリリースとなります。
1947年、フランス・アルプスの麓アヌシーで誕生したSALOMON。
必要とされたのは、見た目よりもまず“確実に機能すること”。
足を守ること。
長時間履けること。
どんな環境でも信頼できること。
その積み重ねから生まれた靴だからこそ、ファッションを目的に作られたスニーカーとは違う空気があります。
その中でもADVANCEDラインは、SALOMONが培ってきた技術をベースに、ファッションへ向けて展開された特別なコレクション。
山で証明されてきた機能性と、都市のスタイルに馴染むデザイン性。
その両方を備え、世界でも限られたショップのみで展開されてきました。
HUESでも入荷するたびにお問い合わせをいただき、気付けばサイズ欠け、そして完売。
機能から生まれた形だからこそ、モード、アルチザン、テックウェアなど、さまざまな洋服の中に自然と入り込む。
それがSALOMON ADVANCEDという存在でした。
最後となる今回は、その歴史を締めくくるにふさわしい3型が揃いました。
到着するのは3モデル。
TEPIAZ ADVANCED
ORAVA ADVANCED
NEUVA ADVANCED
まずはTEPIAZ ADVANCED。

一見すると、比較的シンプルな印象の一足。
しかし近くで見ると、SALOMONらしい複雑な構造が浮かび上がります。

スポーツシューズでありながら、単純な軽快さではない。
パーツの重なり。
素材の切り替え。
足を包み込むような立体的なフォルム。
すべてが機能から生まれたデザインです。

ブラックで統一されたカラーリングは、アウトドアの道具という印象を抑え、洋服の中に自然と馴染む仕上がり。
ヨウジヤマモトのような分量のある服。
アルチザンブランドの素材感。
テックウェアの機能性。
ジャンルを問わず合わせられるのは、過剰な装飾ではなく、構造そのものがデザインになっているからです。
続いてORAVA ADVANCED。

ボリュームのあるソール。
足元を支える安定した形状。
荒れた環境を想定して作られたブランドだからこそ出せるバランスです。

近年、多くのブランドからアウトドアテイストのスニーカーが登場しています。
しかしSALOMONの場合、それは後から加えたデザインではありません。
必要だったから、この形になった。
その説得力があります。

機能を追求した結果として生まれた線や形。
それが結果的にファッションとして見た時にも、新鮮に映る。
ADVANCEDラインが世界中で支持された理由は、そこにあると思います。
そしてNEUVA ADVANCED。
ブラックを基調としながら、素材やパーツの違いによって奥行きを作ったモデル。
SALOMONらしい未来的な印象を持ちながら、決して派手ではありません。

履いた時に初めて分かるバランス。
パンツの裾が乗った時。
歩いた時。
光が当たった時。
細かな部分で表情が変わります。

ADVANCEDラインの靴には、そういう楽しさがありました。
単体で完成されたスニーカーというより、洋服と合わせた時に完成する感覚。
HUESでセレクトしてきた理由もそこにあります。
ここ数年、SALOMON ADVANCEDという名前はファッションシーンの中でも大きく広がりました。
ただ、それでも根本は変わっていません。
山で生まれた技術。
道具としての考え方。
目的のために作られた形。
その背景があるからこそ、流行だけでは終わらないプロダクトになりました。
最後のSALOMON ADVANCED。
そう聞くと少し寂しさもあります。
HUESでも、このラインをきっかけにSALOMONを知った方がたくさんいました。
モードの服に合わせるスニーカーとして。
革靴ではない選択肢として。
日常で本当に履ける一足として。
気づけば欠かせない存在になっていた方も多いと思います。
毎シーズン、入荷してはすぐに完売していたADVANCEDライン。
それだけ多くの方が、この靴に他にはない価値を感じていた証拠だと思います。
今回入荷する3モデルも、最後のシーズンにふさわしい内容です。
SALOMON ADVANCEDという名前で届けられる最後のプロダクト。
ぜひ店頭、オンラインショップにてご覧ください。




