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Jun. 21. 2026

ポータークラシック 刺し子ショルダーバッグ

Porter Classicのバッグを見ていると、時々不思議に思うことがあります。 なぜここまで手間のかかる生地を、バッグに使うのだろうと。 今回入荷したPC SASHIKO SHOULDER BAG もそうです。 PC […]

ポータークラシック 刺し子ショルダーバッグ

Porter Classicのバッグを見ていると、時々不思議に思うことがあります。

なぜここまで手間のかかる生地を、バッグに使うのだろうと。

今回入荷したPC SASHIKO SHOULDER BAG もそうです。

PC SASHIKO SHOULDER BAG/PC-059-4029 /¥60,500 

最初に触った時に感じるのは、刺し子らしくないこと。

刺し子と聞くと硬さや重さを想像しますが、このPC SASHIKOは違います。

しっかり厚みがあるのにどこか柔らかい。指で押すとふっくら沈み、空気を含んでいるような感触があります。

新品なのに、少し使い込まれた布のようにも見える。

Porter Classicは長年このPC SASHIKOを作り続けています。

日本古来の刺し子をベースにしながらも、ただ昔の生地を再現したいわけではないのでしょう。

もっと柔らかく。

もっと身体に馴染むように。

もっと長く使いたくなるように。

そんな改良を何年も繰り返した結果が、この生地なのだと思います。

今回の2トーンのブルーも印象的です。

鮮やかな色なのにどこか落ち着いて見える。

 

新品の時点でも十分綺麗ですが、この色はむしろ使い込まれてからが面白い。

擦れや日焼けによって少しずつ表情が変わり、その変化まで含めて完成していくような色です。

また、アンティーク加工が施されたジップや白くペイントされた金具も刺し子の雰囲気によくあっています。

形はシンプルな横長のショルダーバッグ。

財布やスマートフォン、鍵、サングラスなど普段持ち歩く物が無理なく収まるサイズです。

外側にはジップポケット、内側にもポケットを備えていて、使い勝手も考えられています。

ただ、このバッグの良さは収納力や機能だけでは説明しきれません。

新品よりも一年後。

一年後よりも五年後。

そうやって持ち主と一緒に変化した姿の方が、格好良く見えることがあります。

傷が付く。

色が抜ける。

生地が柔らかくなる。

普通なら劣化と呼ばれる変化が、このバッグでは自然と受け入れられてしまう。

Porter Classicが作っているのはバッグですが、実際には使い込む時間ごと渡しているのかもしれません。

だから気付けば毎日持っている。

そして何年も使い続けている。

ポータークラシックの刺し子ショルダーバッグは、そんな道具です。

 

 

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