冬の空気が少しづつ増していくこの季節、
HUESではフィンランド・ヘルシンキ発のブランド〈Nosapluna(ノサプルナ)〉の2025年秋冬コレクションから少し遅れてニットが2型届きました。
袖を通すたびに、私たち自身がもう一度“洋服の原点”に触れているような感覚になるNosapluna。
大量生産ではすくい取れない、手の温度と素材の鼓動。
今回入荷したニットもその確かさを語りかけてくれます。
BALLOON RIBBED NECK PULLOVER/DARK CHOCOLATE/M size
BALLOON SWEATER/MILK & CHOCHOLATE/M size
ブランド名が示す“Nosapluna=パターンもテンプレートもない”という意思。
そこにあるのは、目の前の素材と身体、そして着る人の生活に誠実でありたいという、ごくまっとうな姿勢です。
その姿勢は、服の細部に宿ります。
製作はすべてヘルシンキのアトリエにて。
人の手で時間をかけて仕立てられる一着には、小さな起伏や僅かなゆらぎがちゃんと残る。
整いすぎない均整が、むしろ装いの奥行きを生みます。
ハンドステッチの軌跡、生地端の始末、ボタンホールの運針——
一針ごとの選択に迷いがなく、けれど力みもない。
その“呼吸”のような自然さが、Nosaplunaの魅力だと思います。
どちらの生地も丁寧にゆっくりと織り上げられたウールニット。
低速で丁寧に編まれたニットは、目が詰み過ぎず、糸の表情がそのまま出ています。
光が当たる角度で濃淡が変わり、指で撫でるとわずかな凹凸を感じる。
経糸と緯糸の色や太さの差、ネップやスラブの偶然性——それらは“個体差”という言葉で括るには惜しい、服の表情そのものです。
伝統的な工程を尊重することは、つくり手にとっては手間であり、同時にサステナブルな選択でもあります。
必要以上に化学的な処理をせず、糸の特性を活かす。
だからこそニットでありながら着るほどに、洗うほどに、質感が育っていきます。
続いて着用感を。
クラシックと現代のバランス感覚を併せ持ったバランス。
どこかヴィンテージを思わせるシルエットやディテール。
今回は袖がサムホール仕様に。
また、当店のリクエストでどちらも5cm着丈を長くしてもらった特別仕様です。
肩は落とし過ぎず、けれど可動域は広く。
身幅には余白を残しつつ、裾へ向けてほんの少しだけフィットを調整しています。
直線的な構成のなかに、手仕事の曲線がにじむ。
流行から距離を取りながらも、いまの生活に自然に馴染む“現在形の普遍”を目指す視線がニットにも感じられます。
ぜひ、Nosaplunaの世界観に触れてみてください。
その手触りや温かさは、きっと忘れられないものとなるはずです。
皆様のご来店、並びにご連絡をお待ちしています。
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