
一針一針手縫いで縫い込まれた布、ボタンにも関わらず眼差しを感じる目。
布やボタンなど洋服に用いられる素材を使い衣田氏はフルハンドで動物の人形を製作しています。
衣田氏の作る作品の特徴は、リアルな佇まい。動物独自の曲線や躍動感。
8月9日から8月18日までの期間、Gallery HUES改めGalerie Hにて造形作家 衣田雅幸氏の作品を展示販売します。
HUESで取り扱う洋服の中には量産という概念を捨て
自身の拘りを具現化させた洋服というよりは作品に近い洋服達があります。
衣田氏の作品はその洋服達と同じ佇まいを感じます。
布やボタンを使い、自身の時間と手を使い一点づつ製作していく。
衣田氏の場合は、結果としてそれが人形という事だっただけでしょう。
衣田氏の製作方法は、布地を固めたベースを作りそこから布を削ぎ落としたり、足したりと
全て衣田氏の手縫いにより作られます。そのアプローチは、まるで彫刻を作るかの様。
近年では布地にアンティークリネンやウールやカシミアなどを用い唯一無二の作品を作り出しています。
衣田氏のアイコンといえばリアルな猫。
今回は、その猫に加え、様々な種類の動物達が新作として発表されます。
衣田氏の手から生まれる作品達は、全て一点モノ。
作り込まれているにも関わらず、
今にも動き出しそうな、あるいは動いているような作品達。
今回Galerie Hで開催される衣田雅幸個展では、そんな衣田氏の最新作の作品が展示販売されます。
様々な種類や大きさの動物達がずらりと勢揃い。
今回は、東京の「galerie a(ギャルリ・アー)」協力の元、
Gallery HUESにて衣田雅幸氏の作品展示が実現。
「galerie a(ギャルリ・アー)」は、
日本国内に拠点を持ち、手仕事でモノ作りをする素晴らしい才能や、
彼らの持つ技術、またそのモノ作りの背景も含めて紹介しているギャラリー。
8月9日から10日の2日間は、galerie aキュレーターの秋吉伸彦氏もGalerie Hに在廊予定です。
2020年のコロナ以降、人々は自身のライフスタイルを見直し
より自身の感性や内面を満たす生活のあり方に気がつきました。
今やファッションは洋服だけではありません。
そんな現代においての新しいファッションの形を提案できればと考え
今年HUESにギャラリー を開設しました。
ファッションとアートの垣根を超えた衣田雅幸氏の世界を是非一度ご覧ください。
また、今回ご紹介したイベント内容をHUES YouTubeでもご紹介しています。
こちらも合わせてご覧ください。
(8/9 今イベントの展示作品の発売開始しました。ラインナップを掲載しています。)
皆様のご来店&ご連絡をお待ちしています。