今日はm.a+からこちらのアイテムをご紹介します。
NAME: Yen Wallet
Fabric:ヤギ革
Color: Red
SIZE:タテ10cm×ヨコ17.5cm
PRICE: ¥94,600(in Tax)
m.a+のウォレットには、シンプルでありながら、奥行きのある美しさが息づいています。
今日ご紹介する「YEN WALLET 」は、キャメルレザーの“裏面”を活かした珍しい構成と、深く静かな赤の色彩が魅力のウォレットです。
使用されているのは、植物タンニンで鞣されたゴートレザー
ヤギ革は、革の中でもとりわけ繊維が緻密で強度が高く、しなやかな柔らかさを持っています。
そのため手にしたとき、軽く、それでいてしっかりとしたコシのある感触が伝わってきます。
表面には細かなシボ(凹凸)が自然に浮かび上がり、それが革に独特の表情と奥行きを与えています。
この“シボ”が、ヤギ革の魅力のひとつ。
使い込むほどに摩擦と油分によって艶が増し、凹凸が少しずつ落ち着いていくことで、持ち主の手に馴染んだ唯一無二の表面が育っていきます。
しっとりとしたマットな質感の中に、ほんのりと光を含んだ赤。
その色合いはどこか温もりを感じさせ、まるで使う人の手の中で静かに呼吸しているかのようです。
構造はm.a+らしく極めてミニマル。
一枚の革を折り、必要最低限の縫製で仕立てられたウォレットは、カードスロットやコインポケットなど機能性も十分に備えながら、無駄を削ぎ落とした潔い佇まいを保っています。
財布の名前にある「YEN」は、日本円、特に一万円札を折らずに収納できるサイズ設計に由来します。
内側にひとつだけ施された“+”マークは、m.a+の象徴です。
使い始めたその日から、持ち主とともに時間を重ねていく存在。
手に取るたびに艶を帯び、色の深みを増していきます。
小傷やシワもまた、その人の使用してきた時間の証として刻まれていきます。
鮮やかすぎず、沈みすぎない絶妙な赤。
それは、黒やグレーの装いの中にすっと馴染みながら、ふとした瞬間に存在を感じさせてくれる色です。
華美ではないけれど、記憶に残る。
そんなm.a+らしい表現が、このウォレットには詰まっています。
“日々使うものにこそ、意味がある” m.a+が作るこのウォレットは、単なる収納道具ではありません。
m.a+が追い求める「構造としての美」と「素材の可能性」、そして「日常における詩的な機能性」の集積。
使い手の日々とともに呼吸し、深まり、完成へと向かうプロダクト。
プロダクトを極限まで削ぎ落としながら、静かに、そして確かに“何か”を宿すこのウォレットは、m.a+というブランドが貫いてきた哲学そのものを体現しています。
m.a+を知る方にも、これから出会う方にも、ぜひ一度手に取って感じていただきたい一品です。
HUES 3rd floor
福岡市中央区警固1-15-28吉浪ビル3F
092-717-6074









