m.a+を語る上で欠かせないもの。
デザイナーのマウリツィオ・アマデイは長年にわたり革と向き合い続けてきました。
彼が作るレザーアイテムには共通していることがあります。
それは新品の状態が完成形ではないということ。
使い込まれ、傷が付き、艶が増し、少しずつ持ち主の癖を刻みながら変化していく。
その過程まで含めて一つのプロダクトとして設計されています。
今回入荷したこちらも、まさにm.a+らしい一品です。
MEDIUM ZIG ZAG BELT BAG W/SILVER CROSSES /BY310+++ SY1.0 /¥379,500
近年のm.a+を代表するバッグの一つであるスライスベルトバッグ。
半月型のフォルムは身体に自然と沿うよう設計されており、バッグというよりも服の一部のような感覚です。
肩に掛けた時の収まり方が非常に良く、主張し過ぎることなくスタイリングへ馴染んでいきます。
今回のモデルはフロントに複数のシルバークロスを配置。
柔らかなレザーと無骨なシルバー。
異なる素材同士でありながら、不思議と違和感なく共存しています。
使い始めから長く使い込まれたような表情を持つアンティーク仕上げのシルバーもm.a+らしいポイントです。
サイズは長財布を横向きで収納できる実用的な大きさ。
ちょっとした外出はもちろん、旅行時のサブバッグとしても活躍してくれます。
革は定番のSY1.0ウォッシャブルカウレザー。
しっとりと柔らかく、それでいて芯のある質感。
使い込むほどに艶を増し、色も深くなっていきます。 新品の状態も良いのですが、このバッグは数年後の方が格好良いと思います。
半月型のフォルムが自然に身体へ沿う。
荷物を運ぶための道具でありながら、どこか着用物のようでもある。
身体の横へ革が一枚添えられるような感覚です。
それでいて全体の印象だけが少し変わる。
この絶妙な距離感はm.a+ならではだと思います。
そして目を引くのが無数に並ぶシルバーの+。
m.a+を象徴する意匠です。
持ち主の時間を刻みながら変化していく。
m.a+のレザーアイテムには、いつもそんな楽しみがあります。
店頭で手に取る機会があれば、ぜひ革を見てみてください。
バッグを見ているつもりが、いつの間にか革そのものを眺めている自分に気付くかもしれません。







