今シーズンのm.a+より、ブランドを象徴するレザーシューズ「1 PIECE LEATHER SHORT BOOT」が入荷しました。
今回ご紹介するのは、今シーズン初登場となるAUBERGINEカラーを纏った特別な一足。
1 PIECE LEATHER SHORT BOOT S1A2 VA1.5 /¥284,900
赤とも紫とも言い切れない、奥行きのある独特な色合いが印象的なショートブーツ。
長年m.a+を見続けてきた方にとってはどこか懐かしく、一方で新鮮さも感じさせる絶妙なカラーです。
赤でも紫でもないこの色は、m.a+が持つ世界観をより強く感じさせてくれます。
Maurizio Amadei氏が手掛けるm.a+のアイテムは、流行や装飾とは少し距離を置いたところにあります。
氏が追求しているのは、素材そのものの魅力を引き出すこと。
そして、人の身体とともに変化し続けるプロダクトを生み出すことです。
その思想を最も象徴しているのが、このワンピースシューズかもしれません。
一見すると非常にミニマルなデザイン。
しかし近づいて見ると、その構造の特別さに気付かされます。
アッパーからタンまでを一枚のレザーで構成したワンピース仕様。
通常の革靴のように複数のパーツを縫い合わせるのではなく、一枚の革を立体的に成形することで完成されています。
縫い目は後方に一箇所のみ。
極限まで縫製を削ぎ落とした構造だからこそ、革そのものの表情が際立ちます。
トゥから甲、そして足首へと流れるように続くライン。
無駄を削ぎ落とした造形でありながら、どこか彫刻作品のような美しさを感じさせます。
好きな方であれば、一目見ただけでm.a+の靴だと分かるほど。
決して派手ではないのに強く印象に残る。
そんな不思議な存在感を持っています。
今回オーダーした素材は、m.a+を代表する定番レザー「VACCHETTA」。
ブランド初期から使われ続けている素材です。
イタリア伝統のバケッタ製法によって鞣されたこのレザーは、豊かな油分を含みながらもしなやかさを備えています。
新品の状態でも十分に魅力的ですが、この革の本当の美しさは履き込んでから。
歩き方や生活環境によって少しずつ皺が刻まれ、色合いにも深みが増していきます。
特に今回のAUBERGINEカラーは経年変化も楽しみな色。
赤みや紫みが少しずつ変化しながら、より複雑で奥行きのある表情へと育っていきます。
そして、ソールにはブランドを象徴する+仕様。
ソールとシューレースの変えも付属しています。
m.a+の靴は新品が完成形ではありません。
履き手の時間を取り込みながら完成へ向かっていくシューズです。
だからこそ、同じモデルであっても二足として同じ表情にはなりません。
履き込むことで生まれる皺も、色の変化も、その人だけの記録となって革に刻まれていきます。
ちなみにm.a+では品番を見ることで素材の情報を読み取ることができます。
今回の「S1A2 VA1.5」の場合、S1A2がモデル名。
VAはVACCHETTAレザーを意味しています。
そして1.5は革の厚みを表しており、このモデルには1.5mm厚のレザーが使用されています。
こうした素材コードを知ることで、m.a+のものづくりをより深く楽しむことができるはずです。
実際に足を入れると、一枚革ならではの包み込まれるようなフィット感を感じます。
履き始めは程よい緊張感がありますが、次第に足型を覚え、まるで身体の一部のように馴染んでいきます。
硬質な革靴というよりも、革を纏う感覚に近い履き心地。
ワイドパンツから細身のパンツまで合わせるアイテムを選ばず、アルチザンスタイルはもちろん、ミニマルな装いにも自然と溶け込みます。
流行を追うための靴ではなく、長く履き続けるための靴。
そして履き手とともに歳を重ねていく靴。
m.a+らしい哲学と職人技術、そして時間の美しさを感じていただける一足です。
ぜひ店頭にてご覧ください。
※m.a+の商品はHUES Online Shopではラインナップのみの掲載となります。
詳細につきましてはメールまたはお電話にてお気軽にお問い合わせください。













