今回はK'ANG 2025年春夏コレクションから、ブランドの真髄とも言えるジャケットをご紹介します。
BRAND : K'ANG
ITEM :MID FIT SEMI LINED JACKET
FABRIC : リネン100% 裏地コットン100%
COLOR : CHECK
SIZE :46.48
PRICE : ask
K'ANGというブランドを語るうえで欠かせないのが、「テーラーとモードの融合」というコンセプト。
構築的なパターン、熟練の縫製技術、そしてそこに宿る実験的な美しさ。
このジャケットはまさに、その哲学を体現する1着です。
立体的なショルダーと身幅にゆとりを持たせた構造で、クラシックなテーラードの文脈を踏襲しながら、現代的なフォルムを描き出します。
そして注目すべきは、ラペルに取り付けられたストール状のディテール。
外すことでノッチドラペルのジャケットとしても着用でき、
垂らして巻けばストールとしても機能します。
シンプルに見えて多彩な表情を備えた、K'ANGならではの遊び心が詰まっています。
使用されている素材は、リネン100%のチェック柄生地。
グレートーンを基調としたチェックに、ブラウンの細いラインが絶妙なアクセントを加えています。
画像からも伝わる通り、生地は平織のしっかりとした表情で、光沢を抑えたドライな質感。
通気性に優れ、春夏の羽織としても快適に着用できます。
袖裏にはストライプ柄の裏地を採用し、袖を折り返した際にさりげない変化を加えるディテールも秀逸。
内側の縫い代にはパイピングを施し、細部に至るまで丁寧な仕立てが感じられます。
続いて着用感を。
立体的に構築されたショルダーラインと、やや広めのラペルは力強さと端正さを同時に表現し、ウエストは緩やかにシェイプ。
タイト過ぎず、ゆったり過ぎない絶妙なバランスで、体を綺麗に見せてくれます。
パターンも非常に丁寧に設計されており、腕を自然に下ろしたときに美しく見えるよう、
袖にはわずかにカーブがつけられています。
本切羽仕様の袖口や、肩や身頃の縫製など、クラシックなテーラーリングに基づいたディテールにも、ブランドのこだわりが表れています。
一見オーセンティックな見た目ながら、着方によっていくつものスタイルを楽しめるこのジャケットは、まさにK'ANGの技術力と感性が凝縮されたプロダクトです。
セットアップとして同素材のパンツも展開されており、モードにもクラシックにも振れる汎用性の高さも魅力のひとつ。
ぜひ実際に袖を通し、その多面性を体感してみてください。
※K'ANGの商品は、 ブランドの意向によりOn-Line Shopでは、ラインナップのみを公開しております。 気になるお客様は、メールかお電話にて直接お問い合わせ下さい。
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