IRENISAより、2026年春夏の新作が到着しました。
今季のコレクションに通底するのは「ニュートラル」という概念。
自分という存在を固定されたものではなく、環境との関係性の中で揺らぐ輪郭として捉えること。
その思想は、衣服にも反映されています。
静謐でニュートラルな要素を重ねながら、結果として強い佇まいを生み出す。
見慣れた衣服をベースにしながらも、構造や素材をわずかに“ずらす”ことで、新たな輪郭を浮かび上がらせるアプローチです。
今回入荷した2型もまた、そのテーマを体現しています。
OPEN COLLAR SHIRT /IH-26SS-B056-NDP/ ¥47,300
このシャツは、一見すると非常にプレーンな開襟シャツ。
しかし、袖を通すことで初めて、その設計の意図が立ち上がります。
ゆとりのある身頃に対して、シャープに設計された衿やカフス。
その対比によって、曖昧さと輪郭が同時に存在するバランスが生まれています。
さらに刺繍ステッチやアウトポケットといったディテールは、主張するためではなく、あくまで“わずかな違和感”として機能。
IRENISAが得意とする、 「ニュートラルな要素の重なりによる強さ」 を感じさせる一着です。
素材は尾州産のウールポリエステル強撚ギャバジン。
ファインメリノウールのしなやかさと、ポリエステルの軽さ。
それらを掛け合わせることで、ドレープと軽量性を両立しています。
強撚糸によるドライなタッチは、肌との接地を減らし、盛夏でも快適。
さらにシャンブレーのような奥行きのある色味が、単なるブラウンではない“揺らぎ”を持った表情を生み出しています。
素材そのものにもまた、ニュートラルな質感が宿っています。
BELTED FORM-CHANGE PANTS/ IH-26SS-P052-OR /¥59,400
このパンツは、着る人の操作によって完成する一本です。
大きく設計されたシルエットをベースに、背面のベルトで引き上げることでバランスを調整。
さらに裾のドローコードによって、ワイドからテーパードへと変化させることが可能です。
固定された形ではなく、着る人の意思によって“輪郭が変わる”。
それはまさに、今季のテーマである 「ニュートラルな状態から立ち上がる存在」 を体現する設計です。
素材は石川産地によるナイロンポリエステルの二重織素材。
軽さとハリを両立した立体的なファブリックは、構築的なシルエットを自然に支えます。
表面のわずかな光沢とシボ感は、無機質な合繊に奥行きを与え、 どこか有機的なニュアンスを感じさせる仕上がりに。
さらに撥水加工を施すことで、機能性も確保。
軽やかでありながら、確かな存在感を持つ素材です。
IRENISAの服は、完成された形を提示するものではありません。
あくまでニュートラルな状態として存在し、 着る人や環境との関係性の中で輪郭が立ち上がる。
その曖昧さと強さの共存こそが、このブランドの魅力です。
今回の2型もまた、 静かでありながら確かな存在感を放つプロダクト。
ぜひ店頭にて、その“輪郭の変化”を体感してみてください。
HUES 1st floor
福岡市中央区警固1-15-28 吉浪ビル1F
092-717-6074













