今日は昨日、ご紹介したデッドストック チェック シリーズから「フィッシャーマンコート」をご紹介します。
こちらのアイテムもHUESだけのために製作された特別なアイテムです。
ITEM:1940's French fisherman's coat
FABRIC:Marzotto 100% wool virgin with bemberg lining
COLOR:hand wash grey plaid
SIZE:ONE SIZE
World exclusive for HUES
Geoffrey B. Smallが、イタリアの生地屋で偶然見つけ出した一枚のチェック柄。
それは、1990年代に織られたMarzotto(マルゾット)社のデッドストックファブリック。
1836年創業のこの老舗メーカーは、イタリアでも屈指の歴史と技術を誇るウール生地の名門です。
手に取った瞬間に伝わるのは、クラシックなチェック柄でありながらも、どこか今の空気感を纏った佇まい。
織りの構造、糸の太さ、色の配合。
いずれも現代では再現が難しい絶妙な設計がなされており、Geoffreyはその生地に「時代の響き」を感じ取りました。
中でも印象的なのが、今回採用されたグレイのチェック。
ウール100%。 しっとりと落ち着いた質感で、わずかに青みが差すトーンは、見る角度や光の加減でささやかに表情を変えます。
深みのある色合いは、派手さこそないものの、着るほどにその良さを実感できるファブリックです。
そして、このコートの魅力を語る上で外せないのが、細部に込められた“手の仕事”。
袖は折り返せる仕様になっており、裏地にも同じ生地を使用。
細部まで統一感を持たせることで、視覚的にも完成度の高い仕上がりに。
ボタンは、イタリアの老舗・Fontana社がGeoffreyのためだけに製作した水牛角製。
ひとつずつ角を削り出して作られた特注パーツです。
裏地には、Etzio Ghiringhelli社製のジャガードビスコース。
表地との素材のコントラストが美しく、滑らかな肌触りが袖通しを快適にしてくれます。
仕上げには、Geoffrey自身のアトリエで手作業によるハンドウォッシュ加工を。
新品でありながら、まるで何年も大切に着続けたような柔らかさと奥行きが備わります。
続いて着用感を。
ブランドを象徴する「ワンサイズコンセプト」の中でも、完成形に近いと言えるバランス。
肩の構造や袖の落ち感、裾にかけてのAラインの広がり。
一見するとシンプルなようでいて、動いたときに生地が空気を含み、立体的に広がる設計になっています。
まるで“服の中に空間がある”かのような構造美。
チェック柄の配置も計算され尽くしており、柄のリズムが立体と自然に調和するようデザインされています。
ジャケットの上からでも自然に羽織れるゆとりを持ち、年齢や性別、体型を問わずすっと馴染む。
まさに「日常に溶け込む贅沢」を体現した、Geoffreyらしい一着です。
HUES 3rd floor
福岡市中央区警固1-15-28
092-717-6074
















