今日はCALMLENCEからご紹介を。
BRAND: calmlence
ITEM:WORKERS JACKET/
SIZE: 1.2.3
COLOR:BLACK
Material :Super 180’s ウール100
PRICE: ¥217,800-In Tax
一見すると、どこか馴染みのある佇まい。 ダブルブレストの前合わせ、短めの着丈、肩から胸にかけての構成。
アイテム名は「WORKERS JACKET」ですが、いわゆるPコート。
ただし、そこに使われている素材と、その扱い方は、明らかに“普通”ではありません。
この一着は、CALMLENCEというブランドが考える「現代における上質素材のあり方」を、非常に誠実に体現したジャケットです。
今回使用されている生地は、14.5マイクロン(2/80 梳毛 Super 180’s)という、
カシミヤと同等、あるいはそれ以上とも言われる極めて細い繊維径を持つウールです。
いわゆる Super 180’s ウール に分類される、最高峰クラスの素材が用いられています。
この繊細な原料を、二重織ツイルとして高密度に織り上げることで、 軽さと奥行き、しなやかさと構築性を同時に成立させています。
ファッションに馴染みのある方であれば、 「Super ○○’s」という表記を一度は目にしたことがあるかと思います。
この数値は原料となるウールの細さを示すもので、 数字が大きくなるほど繊維は細く、より高級で繊細な素材であることを意味します。
その中でも Super 180’s は、実用性と希少性を両立できる、 最上級クラスに位置づけられる番手です。
極細の糸で織り上げられたこの生地は、
・驚くほど軽く
・なめらかで
・上質な艶を備え
・触れた瞬間に「違い」が分かる、
極上のタッチ をはっきりと感じさせてくれます。
素材そのもののクオリティ、 それを扱う織りと仕立ての技術、 そして完成した佇まい。
そのどれを取っても、もはや単なる“服”という枠を超えた存在と言っても過言ではありません。
さらに仕上げの工程では、ミルド加工と撥水加工を施すことで、 繊細さだけに留まらない、奥行きのある表情が与えられています。
極めて細い繊維をあえてミルドすることで、 表面には自然な毛羽が生まれ、タッチはパウダリーで柔らかな質感へと変化。
艶を前面に押し出すのではなく、 光をやさしく受け止める、落ち着きと品のある表情へと導かれています。
そして、CALMLENCEというブランドを語るうえで欠かせないのが、 「製品洗い」という工程です。
この WORKERS JACKET も例外ではなく、仕立て上がった後に、 一着ずつ手作業で製品洗いが施されています。
本来であれば、最上質な素材に対しては 「できれば避けたい」と考えられがちなこの工程。
それをあえて行うことで、 ヴィンテージのような空気感、ふわりとした毛羽立ち、 そして硬さのない、自然な風合いが生まれています。
このジャケットは、初めて袖を通したその瞬間から、 どこか着慣れたような佇まいを感じさせます。
贅沢な素材を、特別な日のために“しまい込む”のではなく、 日常の中で、自然に着てほしい。
そんなデザイナー・熊谷氏からのメッセージが、 この仕上がりには込められているように思います。
シルエットは、ややゆとりを持たせた設計。
ダブルブレストの構成と相まって、クラシックな佇まいを保ちながらも、 どこか肩の力が抜けた印象です。
エルボーパッチを配し、ワークウェアの文脈もしっかりと感じさせつつ、 素材が持つ上質さによって、粗野さは一切感じさせません。
Pコートらしく、しっとりとした適度な重量感があり、 それが体に沿って自然に落ちることで、美しいドレープを生み出します。
軽すぎず、重すぎない。
この絶妙なバランスがあるからこそ、 着る人の動きに合わせて、生地が静かに揺れる。
それもまた、このジャケットの大きな魅力です。
この WORKERS JACKET は、 「最高級素材を、どう日常に落とし込むか」という問いに対する、
CALMLENCEなりのひとつの答え。
贅沢な生地。 妥協のない仕立て。 そして、製品洗い。
すべては、着る人の時間に寄り添うために選ばれています。
上質であることを、声高に主張しない。
けれど、袖を通せば確かに伝わる。
そんな一着を、ぜひ体感してみてください。
HUES 2nd floor
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