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Aug. 22. 2026

calmlence 2026秋冬 本格始動

calmlenceの2026年秋冬コレクションが、いよいよ本格的に揃い始めました。 今回届いたのは、ジャケット2型とパンツ3型。 スペインのベビーカーフスエード、尾州の強撚ウール、そしてファーストシーズンから継続するウー […]

calmlence 2026秋冬 本格始動

calmlenceの2026年秋冬コレクションが、いよいよ本格的に揃い始めました。

今回届いたのは、ジャケット2型とパンツ3型。

スペインのベビーカーフスエード、尾州の強撚ウール、そしてファーストシーズンから継続するウール・リネン・コットンのランダムヘリンボーン。

→ calmlence オンラインページ

中でも、今シーズン特に見ていただきたいのがブラウンのレザージャケットです。

CALMELENCEとして初めて作られたレザー。

初めてだから特別という話ではなく、これまで布帛の服で作ってきたCALMELENCEのバランスが、革という素材でも崩れていません。

今回の5型を見ていると、CALMLENCEが時を経た衣服から何を受け取り、何を掬い上げているのか、

その哲学が少しわかる気がします。

テーラリング、ハンティング、フランスや日本のワークウェア。

参照しているものは古くても、それをそのまま再現することはありません。

形を借りるのではなく、なぜその形になったのか、なぜその生地だったのか。

そこまで一度戻って、今の素材と技術で考え直す。

今回の入荷も、そんな服が揃っています。

まずは、今シーズンの入荷の中でも特に注目していただきたい一着。

DOUBLE BREASTED HUNTING JACKET
JACKET052 / BROWN
¥440,000

CALMELENCE初のレザージャケットです。

スペインの名門タンナー、コロメル社による新作のベビーカーフスエードを使用しています。

実物を触って、まず驚くのがその柔らかさです。

毛並みが細かく、指で撫でるとブラウンの濃淡が変わる。

カラーはブラウンのみ。

黒にすれば、もっと強いレザージャケットになったはずです。

でも、このベビーカーフの細かな毛並みや陰影を見るなら、ブラウンの方がいい。

光や毛の向きによって色が揺れることで、革の柔らかさまで目に見えてきます。

そして実際に着てみると、レザーなのに布帛のように落ちます。

肩から身頃へ革が自然に流れ、動けばドレープも生まれる。

いわゆるレザージャケットが持つ硬さや強さとは、少し違います。

CALMELENCEの服に以前からある、身体との間に少し余白を残したリラックスした感覚。

それを革でも作っている。

ここがこのジャケットの一番いいところだと思います。

形はダブルブレストのハンティングジャケット。

肩は必要以上に落とさず、身幅と着丈には余裕を持たせています。

ボックスに近い形ですが、革そのものが柔らかいため、身体から離れたまま固まらず自然に落ちる。

襟を立てると少しワークウェアの匂いが出て、開けばもっと力の抜けたジャケットになります。

そして袖口を少し返すと、内側からベージュ×ブラウンのドローイングフラワーが覗きます。

裏地はシルク31%、キュプラ69%。

表側と同じ落ち着いた色調なので、柄だけが先に出ません。

袖口や前を開けた時に少し見える。

その程度がちょうどいいと思います。

肘を曲げ、ポケットに手を入れ、何年も着る。

少しずつ毛並みが変わり、ブラウンの濃淡も深くなる。

今の状態以上に、数年後を見てみたくなるレザーです。

 

続いては、尾州で織られた強撚ウールを使ったオーバーサイズジャケット。

OVERSIZED JACKET
JACKET058 / BLACK
¥159,500

「SZ HIGH TWISTED WOOL CLOTH」と呼ばれるこの生地は、経糸・緯糸に強撚ウール糸を組み合わせ、水洗いとタンブラー仕上げによって表面に細かな凹凸を作っています。

遠目には黒。

近づくと、細い縦線が無数に走っているように見えます。

光が当たると凹凸だけがわずかにグレーへ変わる。

黒無地ですが、平坦ではありません。

触るとさらっとしていて、生地には自然な落ちがあります。

 

形はオーバーサイズのテーラードジャケット。

ただ、着てみるとそれほどテーラードを意識させません。

肩が落ち、身幅も広く、布がそのまま下へ落ちる。

さらに上襟の持ち出しを留めれば、スタンドカラーとしても着用できます。

ラペルを返せばテーラード。

襟を立てるとワーク。

どちらにも完全には寄らないところが、このジャケットにはよく合っています。

さらに製品洗いを施し、天日乾燥。

仕立てた服を最後に少し崩すことで、ラペルや身頃から新品特有の硬さを抜いています。

裏地はシルクキュプラのフラワープリント。

ボタンには水牛を使用しています。

この強撚ウールでは、パンツも2型ご用意しています。

SINGLE PLEATED WIDE PANTS
PANTS033 / BLACK
¥97,900

深いシングルプリーツを入れたワイドストレート。

腰回りにはしっかり分量がありますが、膨らませるというより、その布を下へ落とすパンツです。

立っている時は比較的すっきり。

歩くとプリーツが開き、隠れていた分量が現れる。

強撚ウールの落ち方を素直に使った一本です。

こちらは同じ生地を使いながら、ダブルプリーツとドローコードを備えたイージー仕様。

DOUBLE PLEATED EASY TAPERED
PANTS059 / BLACK
¥86,900

腰回りに布を溜め、裾へ向かって少しずつ収めています。

SINGLE PLEATED WIDE PANTSが「落とす」なら、こちらは一度「溜める」。

同じ黒、同じ生地でも、穿くとかなり違います。

OVERSIZED JACKETとは、どちらもセットアップで着用可能。

ワイドストレートなら縦に長く、イージーテーパードならもう少し力の抜けたバランスになります。

上下を揃えるというより、同じ生地をどういう分量で着るか。

そんな選び方ができるセットアップです。

最後は、CALMELENCEがファーストシーズンから継続している「W/Li/C RANDOM HERRINGBONE STRIPE」。

TRIPLE PLEATED WIDE TAPERED
PANTS021 / BLACK
¥97,900

ウール37%、リネン37%、コットン26%。

この生地の面白さは、その出発点にあります。

フランスのヴィンテージワークウェアに見られるドビーストライプと、日本で古くから仕事着に使われてきたランダムストライプ。

遠く離れた二つの土地の仕事着に、よく似た縞がある。

CALMELENCEはそこに目を向けました。

どちらかを復刻するのではなく、両者にある共通点を拾い、ウール、リネン、コットンを使った新しい生地として尾州で織る。

古いものを見るということは、必ずしも古いものを作ることではない。

この生地には、CALMELENCEの考え方がよく現れていると思います。

今回のパンツは、ワタリ40cmを超えるトリプルプリーツのワイドテーパード。

フロントの3本のプリーツに大量の布を畳み、腰から腿に分量を作りながら、裾へ向かって収めています。

つまりプリーツは装飾ではなく、パンツの形を作るための構造です。

さらにサスペンダーボタンを備えているため、腰で穿くか、高い位置から吊るすかでも見え方が変わります。

 

CALMELENCE 2026-27年秋冬コレクション。

いよいよ本格的に揃い始めました。

店頭、オンラインショップにてご覧ください。

 

※今回ご紹介したアイテムをHUES YouTubeでもご紹介しましたので、

こちらも合わせてご覧ください。(8月24 日)

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