今季の象徴としてアルキビオ J.M.リボットが打ち出すPコート。
ベースはクラシック。けれど、素材の深みと要所の設計に、デザイナー・カリムの“いま”の感覚が息づいています。
ITEM : P COAT
FABRIC : ウール68%・コットン32%
SIZE : 44
COLOR : BLACK
PRICE : ¥ask
表地はウール×コットンのジャカード。
規則的な織りの内部に微細な凹凸が潜み、光の角度で穏やかに表情を変えるのが印象的です。
実際の組成はウール68%・コットン32%。
毛のしなやかさに綿のコシが混ざり、硬すぎず柔らかすぎず、冬の日常にちょうどいいバランスに仕上がっています。
まず目を奪うのは襟元のファー。
量感を抑えた配分で顔まわりに上質な陰影をつくり、コート全体の重心を自然に下げてくれます。
このコートの一番の特徴は“可変性”。
このファーは取り外し可能なライニング一体のインナーと連動しています。
①コート本体+ライニング(ファーON)で冬本番の重厚感
②コート単体で素材の立体感
③ライニングのみで軽いアウター——という“2(+1)WAY”の運用が可能です。
朝晩の寒暖差や屋内外の行き来がある一日に、温度と雰囲気を丁寧に整えてくれる仕組みです。
コートとしての便利さと、装いとしての美しさが同じベクトルを向いています。
細部は手仕事の痕跡が静かに残ります。
わずかな艶ムラを持つヴィンテージボタンは、ジャカードのマットな面と呼応して控えめな表情をつくっています。
フロントにはハンドウォーマーを兼ねた玉縁と、実用性の高いフラップポケット。
玉縁の角はきっちり立ち、幅は控えめに。
見返しや裾の要所は手まつりで仕上げ、ステッチを露出させない仕立てが全体のバランスを整えます。
襟裏は肌当たりのよい素材で切り替え、チンフラップを留めると風の抜けが抑えられる。
着るたびに仕立ての丁寧さを実感できるはずです。
続いて着用感を。
①コート本体+ライニング(ファーON)で冬本番の重厚感
シルエットはPコートベースにしながら、アルキビオ流の微調整が効いています。
ダブルブレストの前合わせは身頃の厚みを受け止めつつ、前に過剰なボリュームが出ないボタン位置。
ラペルは直線ではなく、わずかなカーブで顔まわりに余白を残し、視線を上へ逃がします。
肩は張りすぎず、袖山は控えめ。
腕に軽い前振りがつき、コットンを含む生地特性と相まって可動がストレスになりません。
背面は分量を抑えた設計で、腰回りに生地が溜まりにくい。
②コート単体で素材の立体感
結果、Pコートにありがちな“硬さ”がほどよく解かれ、羽織った瞬間から身体になじむバランスに仕上がっています。
③ライニングのみで軽いアウター
HUESでは、コートは冬の“基準”をつくる服だと考えています。
重ねても、脱いでも、動いても、きちんと見えること。
その当たり前を、アルキビオのPコートは叶えてくれます。
生地が生む落ち着いた陰影と、考え抜かれた設計からくる理にかなった着心地。
袖を通した瞬間に、体が自然と「これだ」と納得する一着です。
装いの品はしっかり引き上げながら、着る人の個性は消さない——余白もちゃんと残してくれます。
ぜひ、この機会にお試しください。
アルキビオ J.M.リボットのアイテムのお値段は、
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