
ANN DEMEULEMEESTER 2025年春夏コレクションより、5回目となるデリバリーがHUESに到着しました。
今回の入荷では、実際にパリのランウェイショーで使用されていたコレクションピースの数々がラインナップ。
ショーの空気感やテーマ性を象徴するキーアイテムが店頭に並びます。
ANN DEMEULEMEESTER ONLINE SHOP ページ
今季のANN DEMEULEMEESTERは、デザイナーStefano Gallici(ステファノ・ガリーチ)の音楽的バックボーン、
パンク、インディ、ガレージロックを起点としたコレクション。
ショーでは胡蝶蘭が静かに置かれた空間にギターの音が鳴り響き、
ノーカラージャケットにダメージジーンズ、レースとカットオフ、ドレスと穴あきTシャツなど、相反するものが自然に溶け合うスタイリングが印象的でした。
「繊細さと荒々しさの交錯」「整いすぎない曖昧な美しさ」
それは今季の核となる世界観であり、入荷アイテム一つひとつにもそのエッセンスが詰まっています。
たとえば、〈RAF 5-POCKETS STANDARD BLOUSON〉と〈PATRICK HIGH COMFORT BLOUSON〉は、
どちらもクラシックなGジャンをベースにしつつ、色味のフェードやシルエットのニュアンスで、無骨さのなかに柔らかさを帯びた一着に仕上がっています。
ショーではレースシャツの上に羽織ることで、荒々しさと繊細さの対比が印象的に描かれていました。
〈OLAN 5-POCKETS HIGH COMFORT TROUSERS〉は、重ねられたパッチや大胆なクラッシュ加工が目を引く一本で、実際のルックでも数多く登場。
裾のカットオフ、垂れたコードのバランスなど、ランウェイの空気をそのまま纏えるような、存在感のあるデニムパンツです。
そして、よりデイリーに取り入れやすいのが、〈RONALD COMFORT TROUSERS〉。
こちらもブラックデニムに控えめなダメージを加えたデザインで、ラフになりすぎず、スタイルを選ばず使えるバランスが魅力です。
今季のテーマをより強く感じられるのが、カットソーやシャツ、グラフィックアイテムたち。
〈DIETER HIGH COMFORT FIT T-SHIRT〉シリーズは、ゆとりあるシルエットにアートワークやテキストを重ねたブランドの定番型。
着るだけでスタイリングの主役になるグラフィックTシャツでありながら、生地や落ち感、プリント位置にまでこだわりが詰まっています。
背中に手書き風の文字が刺さる〈MARK HIGH COMFORT SHIRT〉や、裾に向けて切り替えられた〈VALERE LONG RELAX FIT SHIRT〉などは、どちらもレイヤードで映えるロングシルエット。
羽織るだけで“らしさ”が出るのは、ANN DEMEULEMEESTERならではの構築美によるものです。
合わせている、〈NONDOR CIGARETTE TROUSERS〉はブランドらしい分量感のあるシルエットをベースにしながらも、
美しく落ちる直線的なラインと、繊細な素材の光沢がANNらしい雰囲気に。
さらに、編み目の表情が特徴的な〈PALMER LADDER STITCH VEST〉や、インナーとしてもレイヤードで活きる〈SEVA TANK TOP〉など、
細かなディテールに宿る“グランジとエレガンスの交差点”も今季を語るうえで欠かせません。
5回目のデリバリーにして、ランウェイの温度をそのまま感じられるラインナップが出揃いました。
スタイリングを通じて“整えすぎない美しさ”や“削ぎ落とした先にある強さ”を表現できる今季のANN DEMEULEMEESTER。
ぜひ店頭またはオンラインストアにて、袖を通してその世界観を体感してみてください。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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